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就活指令…自己PRの高度化計画パート6~自己PRのつながり悪さ、矛盾、説明不足、物足りなさを改善せよ!~ [自己分析]

多くのみなさんの大きなご協力のおかげで、現在人気ブログランキング・就職部門で2位に落ち着いている( http://blog.with2.net/link.php?803911 )。この一週間でアクセスも減ってきた。いよいよ、みなさん、就活本番でブログを読む元気もなくなってきたのかな?今日は一週間で最もアクセスが少ない土曜日。どうなることやら。そろそろ引き際かな?

このブログは決してブログランキングで上位になることを目標としているのではなく、みなさんとともに、共感・共有できる仲間を増やすことが目的だ。書籍の執筆の都合で、このブログがいつまで続くかわからないが、今日も&今日こそ、みなさんにクリックしていただけれるように心を尽くしたい。

さて、今日は、自己PRの高度化計画のパート7である。パート1~パート6を読んでいない方は、まず読んでいただきたい。そうでないと、意味が不明だと思う。。
パート1(就活指令…自己PRの高度化計画パート1~自己PRのスクラップ&ビルドにチャレンジせよ!~ http://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2010-01-12
パート2(就活指令…自己PRの高度化計画パート2~自己PRの結びは社会人になる覚悟を示せ!~ http://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2010-01-18
パート3(就活指令…自己PRの高度化計画パート3~自己PRの導入文で自分が伝えたい特徴の全て表現せよ!~ http://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2010-01-22
パート4(就活指令…自己PRの高度化計画パート4~もう一度自分の原点(ルーツ)を思い出し、そこに立ち戻れ!~ http://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2010-01-24
パート5(就活指令…自己PRの高度化計画パート5~大学時代に自身の強みが発揮された経験をできるだけ多く見せろ!~ http://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2010-01-26
パート6(就活指令…自己PRの高度化計画パート5~具体的なエピソードは「正確」ではなく「的確」なパターンを見つけろ!~ http://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2010-01-28

今回はパート7として、これまでの高度化計画で出来上がった自己PR例についてケチを?つけてみたいと思う。自己PRには「完成!」や「完璧!」はないということをみなさんと共有したいからだ。

パート6で得た結論にパート4のルーツとパート2のビジョンを付け加えると、
[導入文]
最後の最後まで諦めず、周囲が求める結果につなげることができる粘り強さがある。その粘り強さは、チームがチャンスの時もピンチの時も周囲のパワーが落ちた時に遺憾なく発揮され、周囲にオンリーワンの存在感を示し、それが自分の自信と成長につながっている。
[ルーツ]
これは小学校の頃に、人を大切にしない、人の話を聞かない、人と力を合わせる意味がわかっていないと少年野球の監督に怒られて人間を変えようと思ったことに原点がある。
[大学時代の強みの発揮]
この強みが大学時代に発揮された経験としては、途上国の貧困地域に対する生活支援のボランティアサークルの3年間の活動と執行部の経験、長期インターンシップでのグループ活動として営業報告書マニュアル作成、学内でのゼミナールコンテストでのとりまとめと入賞などをあげることができる。
[強みの発揮抽出]
特にボランティア活動での執行部としての経験では、責任が重くのしかかることで、様々な「行き詰まり」にぶち当たった。現地との交渉での行き詰まり、語学力が伴わない行き詰まり、メンバーの関係がうまく行かない行き詰まり、外国人との文化の差を埋めれない行き詰まり等、全てその粘り強さで突破することができた。その粘り強さを発揮できたのは、まさに周囲の人の存在である。粘り切った後に良い結果が出ることをイメージして、それを周囲と共有して、みんなから少しずつ力を借りてマイナスやゼロのムードを一気にプラスに転じるパワーを生み出すことができたからである。その結果、充実したボランティア活動を実現し、途上国での恵まれない人の多くの満面の笑顔につなげることができた。
[今後の強みに関連したビジョン]
今後は周囲が求める結果を残せる粘り強さという現在の強みだけではなく、結果を残すことに責任を持てる存在としてさらに進化していきたい。」
となる。

ブログを書いているときは、それはそれで「完璧だ!」と思っているのだが、こうして文章を読み返しているだけで数箇所の改善すべき点が見つかった。お恥ずかしい限りである。みなさんは気づいてただろうか?多分、第三者的に読んでくれているみなさんの方が先に気づかれたと思うが、ここでみなさんと共有したい。

【改善点01】
致命的と言うべきか。無理矢理つなげたこともあるが、[導入文]と[ルーツ]が明確にリンクしていない。字数制限がある場合は良くあることだが、今回の場合は特に字数制限があったわけではない。監督に怒られて人間を変えようと思ったことと、粘り強さがどのように結びついているのかがしっくり来ない。この時点でアウトだ。審査官が眉間に皺を寄せているシーンが目に浮かぶ。本題に入る前に読まれなくパターンだ。審査官は、意味が通じなくなった時点でほとんどの人がその項目を読むのを止めてしまう。その項目だけで済めば良いが、そのエントリーシート全体を読むことを止めてしまう可能性もある。導入文、ルーツ、導入文とルーツの組み合わせには十分気をつけたほうが良い。
修正案としては、「…これは小学校の頃に、人を大切にしない、人の話を聞かない、人と力を合わせる意味がわかっていないと少年野球の監督に怒られて、幼いながらも、どんな時も周りの人と共に頑張れる人間に変わろうと思ったことに原点がある。…」等が考えられる。

【改善点02】
導入文にある「…チャンスの時もピンチの時も周囲のパワーが落ちた時に遺憾なく発揮され…」の部分と
発揮抽出文の「…みんなから少しずつ力を借りてマイナスやゼロのムードを一気にプラスに転じるパワーを生み出すことができた…」の部分に矛盾を感じる。前者は、自分ひとりでやっている雰囲気だが、後者は確実にみんなに支えられている。本来、経験から逆算してはいけないのだが(笑)、どう考えても「…みんなから少しずつ力を借りてマイナスやゼロのムードを一気にプラスに転じるパワーを生み出すことができた…」は非常に重要であり、他人との差別化を図れるキーワードである。前者を修正すべきだろう。しかも前者の「落ちた」は縁起が悪い。
修正案としては、「…チャンスの時もピンチの時も周囲のパワーを集結させて大きなパワーを生み出すことに発揮され…」等が考えられる。

【改善点03】
大学時代の強みの発揮のところで、長期インターンシップがどのような業界か不明でありイメージできない。同じく、ゼミナールコンテストのゼミの学部・専攻やコンテストの課題が不明でイメージできない。これは字数制限の時によくあるパターンである。イメージできないと読む側としては非常にストレスが溜まる。いつ出て来るか、いつ出て来るか…と待っていたら最後まで出てこないのである。その他、よくあるパターンとしては、飲食店系のアルバイトで「飲食店」としか言わないのでイメージができない。どこかの就活本で「居酒屋」と書くとイメージが悪くなるので「飲食店」と書いておくのが無難…というコメントを見たことがある。この筆者…今までいろんな都合の悪いことを包み隠して来たんだろうなと思いつつ。でも、読む側としてはイメージできないストレスが大きいので、「和食系」「洋食系」「イタリアン」「中華料理」「ファミリー向けレストラン」「ダイニング」もちろん「居酒屋」もはっきりさせた方が良いだろう。嫌なら「和食料理店」でも良いのではないだろうか?「飲食店」は避けた方が良い。ただし、「バー、クラブ、スナック」などの主にサービスを商品とする水商売は、就活としてはご法度とされているので、注意すること。
修正案としては、「…生活用品メーカーの長期インターンシップでのグループ活動として営業報告書マニュアル作成、社会学部のゼミナールコンテストでの京町家研究のとりまとめと入賞…」などが考えられる。

【改善点04】
今後のビジョンのところで、「結果を残せる粘り強さ」+「結果を残すことの責任」だけで社会人に対応できると思えないのである。もちろん、社会人になればいろいろな力をつけていくことが求められるが、そういうことではなくて、「粘り強さ」との関係で物足りなさを感じてしまう。粘る→結果を出す→結果を出すことに責任を持つ。ということは、結果が出せない場合はどうするのか?学生のうちは、結果が伴わなくても、粘り強く頑張れば周りから信頼されたが、社会人となればやはり結果が問われる。その結果が伴わない場合どうすれば良いのか?…やはり、どうして結果が出せなかったのか?どうすれば結果が出せたのか?今度同じような結果を求められた時にその経験をどのように生かせば良いのか?などを考える反省力・改善力が必要となる。
修正案としては、「…今後は周囲が求める結果を残せる粘り強さという現在の強みだけではなく、結果を残すことに責任を持てる存在となり、さらに結果に対する反省と改善を忘れずにさらに高いレベルの粘り強さを生み出していきたい。」などが考えられる。

結果的に修正案としては、
『最後の最後まで諦めず、周囲が求める結果につなげることができる粘り強さがある。その粘り強さは、チームがチャンスの時もピンチの時も周囲のパワーを集結させて大きなパワーを生み出すことに発揮され、周囲にオンリーワンの存在感を示し、それが自分の自信と成長につながっている。これは小学校の頃に、人を大切にしない、人の話を聞かない、人と力を合わせる意味がわかっていないと少年野球の監督に怒られて、幼いながらも、どんな時も周りの人と共に頑張れる人間に変わろうと思ったことに原点がある。この強みが大学時代に発揮された経験としては、途上国の貧困地域に対する生活支援のボランティアサークルの3年間の活動と執行部の経験、生活用品メーカーの長期インターンシップでのグループ活動として営業報告書マニュアル作成、社会学部のゼミナールコンテストでの京町家研究のとりまとめと入賞などをあげることができる。特にボランティア活動での執行部としての経験では、責任が重くのしかかることで、様々な「行き詰まり」にぶち当たった。現地との交渉での行き詰まり、語学力が伴わない行き詰まり、メンバーの関係がうまく行かない行き詰まり、外国人との文化の差を埋めれない行き詰まり等、全てその粘り強さで突破することができた。その粘り強さを発揮できたのは、まさに周囲の人の存在である。粘り切った後に良い結果が出ることをイメージして、それを周囲と共有して、みんなから少しずつ力を借りてマイナスやゼロのムードを一気にプラスに転じるパワーを生み出すことができたからである。その結果、充実したボランティア活動を実現し、途上国での恵まれない人の多くの満面の笑顔につなげることができた。今後は周囲が求める結果を残せる粘り強さという現在の強みだけではなく、結果を残すことに責任を持てる存在となり、さらに結果に対する反省と改善を忘れずにさらに高いレベルの粘り強さを生み出していきたい。』

読み返したら、またいくつか課題が見つかったが、今後の材料として残しておこう。こうして、自己PRは少しずつ高度化するのである。つながり悪さに拘ったり、矛盾に気づいたり、説明不足を補強したり、物足りなさを改善したり…書きっぱなしや読みっぱなしにならずに、「基本的に自分の文章はイケテナイんだ!」と自覚して、毎日毎日進化させてほしいと思う。「未来の自分から、現在の自分を見つめる」ように自分とつきあっていこう!

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2010-01-30 23:47  nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
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zumi

非常に勉強になります。
これからもがんばってください。
by zumi (2010-03-02 03:06) 

ネッピー

zumi さん
コメントありがとうございます。参考になっているようで良かったです。
どんなことからでも、何かを吸収して、成長できる人はとても素敵です。そういう人には必ず幸せになってほしいと思っています。どこにいても、いつでも、どんなときも、応援しています。応援している人がいることを決して忘れないでください。本当に。
by ネッピー (2010-03-04 21:34) 

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