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就活指令…優良企業の条件パート2~論理的思考で考え抜いている会社を選べ!~ [志望動機・志望理由]

多くのみなさんの大きなご協力のおかげで、現在人気ブログランキング・就職部門で1位を追いかけている。( http://blog.with2.net/link.php?803911 )。最近、寒くなったり暖かくなったり、変な天気が続いているが体調管理には十分に気をつけて生活を送ってほしいと思う。健康ついでに言っておくと、たばこを吸っているみなさん!就活中は禁煙を!昔、たばこを吸っていた者としてつらいのはわかるが、それが結果を左右することもある。どれだけ臭いを消しても、面接官は直ぐに気づく。それだけで落とされてしまうなんて悲劇的だから。どうしても一時中断できない人は、「家の中で吸わない」「面接当日は吸わない」「本数を減らす」「吸った後の口の濯ぎ(歯磨きガム)」は守るように!でなければ…どうなっても知らない。

このブログは決してブログランキングで上位になることを目標としているのではなく、みなさんとともに、共感・共有できる仲間を増やすことが目的だ。書籍の執筆の都合で、このブログがいつまで続くかわからないが、今日も&今日こそ、みなさんにクリックしていただけれるように心を尽くしたい。

さて、今日は、優良企業について考えるパート2である。パート1を読んでいない方はまず(就活指令…優良企業の条件パート1~経営理念が明確で浸透している会社を選べ!http://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2010-01-19)を読んでいただいた方が良いだろう。

パート1でも書いたが、まず優良企業と有名企業は違う。有名企業でも優良企業ではない会社は山ほどある。また、今回の「優良企業」は「みなさんが幸せになるための自分にとっての優良企業」と絶対的イコールでもない「一般的な優良企業」を指す。一般的な優良企業、つまりイケテル企業とは、財務状況(収益性、安全性、成長性)、競争力、自社評価と第三者評価に優れた会社である。そしてそれらの評価軸によって毎年のように抽出される会社には、大きな共通点があることがわかってきた。

その一つがパート1でやった「経営理念が明確で浸透している」ということであった。そして今日は、パート2として、共通点の二つ目である「論理的思考で考え抜いている」ということを見ていきたい。「論理的思考で考え抜いている」会社には以下の4つの「考え抜く」特徴がある。この特徴を見ていると、イケテル企業が求めている典型的な人材像が浮かんできそうだ。

まず一つ目として、イケテル企業の経営者は、業界の常識、通説、他企業の成功例を無批判に受け入れることなく、自分たちの頭で論理的に考えて、考えて、考え抜いていることが多い。就活を進めていると、「わが社は常識にとらわれず常に新しいことを追い求めています!」などの言葉を目にすることがあるが、あれは「最近常識に拘っていては生きていけないことがわかったので、とりあえずこんな標語を作ってみました。」というイケテナイ企業の言い訳だったりするので注意が必要だ。イケテル企業はただの思いつきや表面的なことではなく、論理的な考え方で大切な非常識や他にはない成功を生み出している。

しかも、その論理的思考は、数多くの失敗から生まれている。なぜ失敗という結果に至ったのかその原因を自分たちで漏れなく分析している。これは失敗に至った原因をひとつに決めつけることなく、いろいろな原因の複合を解き明かすことで二度と失敗が起こらないように、そして次の成功に導けるようにしているのである。

このように失敗を財産として捉え、自分たちの頭で論理的思考で失敗を分析することにより、常識を破り、通説を退け、他企業にない成功につなげている企業かどうかをみなさんが評価しなければならない。それは表面的な資料や情報だけで読み解ける簡単なものではない。第三者によって書かれている新聞・雑誌記事やOBOG訪問、説明会、面接を通じて直感として伝わってくる企業文化から読み取るしかないだろう。キーワードは「自分や自分たちの頭で」ということだろう。

二つ目の特徴は、最終消費者の視点で考え抜いているということである。イケテナイ企業の経営者は、直ぐにクライアントである直接顧客を意識する。「顧客から仕事をもらっているんだから、顧客の言うことを聞かなきゃしょうがないでしょ?」というオヤジの声が聞こえてきそうだ。自分も46歳なので十分にオヤジの領域にあるが、どうかこのようなイケテナイ・オヤジと一緒にしてほしくないものだ。

しかし、イケテル企業の経営者はそんな目先のことは考えない。「結末」を考えて顧客と接している。だから、顧客を説得してその結末に導くことができるのだ。それでも顧客が納得しない場合は、その仕事を請けないことも覚悟している。最終的に誰も(あるいは一部の人しか)幸せになれない仕事を関係者が選択するわけがないと強い信念を持って仕事をしているのである。

最終消費者の視点で考え抜いているかどうかは、HP、広報資料、新聞・雑誌などの情報、説明会、面談などいろいろなことから読み取ることができる。企業にとっての最終消費者が明確になっているか、真面目に最終消費者のことを考えているか、そして、最終消費者が待ち望む結末を提供できていると言えるのかを考えてみよう。

三つ目の特徴は、制約や障害を突破することを考え抜いていることである。企業活動の中では、あらゆる制約や障害が立ちはだかるのは、日常茶飯事である。ギリギリでのリスクを請け負って、ナンバーワンやオンリーワンを狙いに行けば、必然的に制約や障害などの壁にぶち当たる。

仕事をしていて「なかなか難しいことだが、これを今月中になんとかしてもらいたい。できるか?」と尋ねると「人が足りません。物理的に無理だと思います。」という答えが返ってくる。そんなことは、イケテル上司にはわかっているのだ。おまえが根性を発揮して頑張れなどと言ってるのではない。「できない」ではなく「どうすればできると思うのか?」と聞いているのである。どれぐらいのヒトを・カネを・モノを、どのタイミングで、どのように投入すればできるのかを知りたいのである。壁は避けるためにはあるのではなく、乗り越えるためにある。

制約や障害を突破することを考え抜いているかどうかについては、企業の歴史を振り返り、どのような壁を乗り越えてきたのかを調べ、いまどのような壁を乗り越えようとしているのかを観察し、これからどのような壁が待ち受けていることを予測して乗り越えるためにどのような準備を進めているのかを聞いてみる。

四つ目の特徴は、他社と違う新しい軸で勝負することを考え抜いていることである。同じ軸だと競争が激しくなり、負けることになると大きな機会費用を失うことになることがわかっているのである。イケテナイ企業では、とりあえず他社がやっていて儲かっているみたいなので追随することを考えてしまう。リスクを負わず無難に逃げ切ろうという魂胆だ。リスクを負わずしてチャンスはないし、逃げ切りを考えるのは自分のことしか考えていないオジイかオヤジだけなのである(意外とこの類のオジイやオヤジが多いので気をつけて)。

あるイケテル企業の事業部長さんが「シェアナンバーワンにならなければ意味がない。ナンバーワンになれない時点で即座に撤退し、新機軸を打ち出すことにしている。それがこの事業部の存在意義ですよ。」とお話しされていた。

他社と違う新しい軸で勝負しているかどうかは、経済雑誌などを読めば競合他社との比較論が書かれているので、しっかり調べよう。大学のキャリアセンターや少なくとも図書館に行けば、日経ビジネス、東洋経済、週刊ダイヤモンドなどのバックナンバーが閲覧できるので、試験期間中に入手してコピーを取り、就活ノートに貼り付けること!

これらの4つの特徴である、
「論理的に自分の頭で」
「最終消費者をイメージして」
「制約や障害を突破して」
「他社とは違う新しい軸を設定して」
考え抜いている会社は、必然的そのような人材を強く求めていることは間違いないだろう。
「論理的思考を巡らせて、常に自分の頭で考えられる人」
「最終的な到達点を意識して、説得力を持って関係者をその地点(幸せ)に導ける人」
「目の前に立ちはだかるあらゆる制約や障害を受け止めて、その壁を越えるために工夫できる人」
「他人とは違う考え方を持ち、ナンバーワンやオンリーワンを見つけることができる人」

もちろん、この特徴からの逆算は良くない。しかも、全てのイケテル企業が一様にこのような人材を求めているわけでもない。だからみなさんは、今の自分に無理するのではなく、これからの自分としてこのような人材像を目指せばどうだろう。この4つあるいはそれらの組み合わせの中で、自分の感性としてピタットきたものを目標とすれば良い。そのためには、これからどのような知識・能力・経験を積み重ね、あるいはどのようなチャンスを生かしてチャレンジを繰り返しながら、その人材像に近づくのかを考えてほしいと思う。

経営理念が明確で浸透している会社を選べ!
論理的思考で考え抜いている会社を選べ!

まだいくつかあるが、結局企業に選ばれるイケテル人材も同じことなのだ。
自分に信念を持っていていつでもその信念に基づいて行動しているし、論理的思考でいろいろなことを考えて、考えて、考え抜いている人なのだ。そうだ!イケテル企業を理解して、イケテル人を追求しよう!このシリーズが続くことを期待しながら。

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2010-01-21 22:00  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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