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学生時代に力を注いだことを本気で添削します!パート6 !~バングラディシュで見えた希望の光り~ [自己分析]

多くのみなさんの大きなご協力のおかげで、現在人気ブログランキング・就職部門で2位をキープしている( http://blog.with2.net/link.php?803911 )。もう一月も半分が過ぎようとしている。焦るばかりであまり進んでいない人もおられると思うが、諦めず今日から始めよう。

このブログは決してブログランキングで上位になることを目標としているのではなく、みなさんとともに、共感・共有できる仲間を増やすことが目的だ。書籍の執筆の都合で、このブログがいつまで続くかわからないが、今日も&今日こそ、みなさんにクリックしていただけれるように心を尽くしたい。

今日は「学生時代に力を注いだこと09年秋冬版」(http://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2009-11-18) に基づいて投稿いただいた「学生時代に力を注いだこと」の評価シリーズの続きをお送りしたい。

【学生時代に力を注いだこと06】便宜的に番号を入れました
投稿抜粋ココカラ///////////////////////////////////////////////////
①短大から大学への編入試験に独学で合格したことです。②大学受験での失敗は、私に大きな挫折感と絶対に志望校に編入するという目標を与えました。③就職を決める友人、同じく編入を目指し予備校に通う友人がいる中、独学での勉強は孤独感と不安でいっぱいでした。④そんな中、私は短大の先生に薦められた国際協力に関する本をすべて読むだけでなく、実際にバングラデシュに足を運び途上国の実情を見たりもしました。⑤自分なりの勉強スタイルを確立させていくとともに、貧困問題に対し日本が果たすべき役割を深く研究したいという明確な目的ができ、帰国後は毎日図書館が閉館するまで勉強しました。⑥そして約一年の独学期間を経て、合格しました。⑦自らの夢と覚悟が試されたこれらの経験を通して、まずは自分のやり方で行動することが身に付きました。⑧また目標を設定し、それに向かって粘り強く努力すること、志を変えず最後までやり遂げることの大切さを学びました。
///////////////////////////////////////////////////投稿抜粋ココマデ

まず、全体の評価としては、編入試験の合格自体は、残念ながら学生時代に力を注いだことのトピックとしては妥当ではない。これは私の個人的見解ですが、学生時代に力を注いだことで表現すべきエネルギー値がマイナスからゼロに振れたまでで止まっているからである。(学生時代に力を注いだことで問われる3つの大切なこと http://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2009-12-26 参照のこと)

編入学が容易でなかったことは伝わってくるし、実際のところ物理的にも精神的にもたいへんだったことは想像できる。しかし、折角、編入学を果したのだから、編入後の学生生活について書いてほしいと思う。編入学の勉強に関する力の入れ方と編入後の学生生活を比べると、編入学に費やした時間もエネルギーも多いのかもしれない。しかしそれらの時間とエネルギーは編入後の学生生活の充実のためにかけられたものである。編入後のことで一番力を入れたことを書いてほしいと思う。

編入後の学生生活を中心に改善してほしいと思うが、上の文章の中で、ひとつ評価できる点があったので共有したい。「実際にバングラデシュに足を運び途上国の実情を見たりもしました。…貧困問題に対し日本が果たすべき役割を深く研究したいという明確な目的ができ、帰国後は毎日図書館が閉館するまで勉強しました。…」の部分である。何が良かったと言えば、実際に足を運び、目的が見えた瞬間があり、帰国後に無心に勉強している姿などが目に浮かぶようにイメージできたことである。

簡単にサラリと書いてあるが、結果論にしても実際にバングラディシュに行くだけでも勇気のある決断だし、今までのモヤモヤが全て晴れるぐらい目的や目標がクリアになることは一生のうちで何回もあることではなく、帰国後のモティベーションの維持も素晴らしいことだと思う。

頭の中で考えるがなかなか実行に移せないでいる人、頭の中で考えることで経験する前に自分で答えを出してしまいがちな人、今自分がやっていることについてなぜ今こんなことをやっているのかと疑問を抱きがちな人、ゴールやゴールの先を見ずにとりあえず走っている人…そんな人たちは、これらの姿勢を学ぶべきである。

学生時代に力を注いだことについて、留学について書く人も多い。長期留学に出られた方のほとんどは、学生時代に力を注いだことを「留学」にしているのではないだろうか。上の文章が教えてくれた「帰国後」をイメージさせることの大切さを考えると、留学についても帰国後のことを書くべきではないだろうか。ほとんどの人が、留学中の苦労を書いているが、帰国後のことを書いていない。私がいつも使っている「英語の勉強」の経験の中でも、留学からの帰国後のことが書かれていない。意識はしていたが、実際には書いていなかった。これからは、帰国後のことを書くようにしよう。こうして、私は学生の皆さんの多くのことを教えられているのだ。本当にありがとう。

それともう一つ指摘しておきたいことは、本来は学生時代に力を注いだことでチームワークを表現したいところである。先程も出た(学生時代に力を注いだことで問われる3つの大切なことhttp://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2009-12-26 )を参照のこと。しかし、この経験の中でチームワークが存在しないものを無理矢理に嘘をつくわけにもいかない。だから、少なくともあなたを「支えてくれた人々」についての考えるべきである。

書き直す場合は意味がなくなるかもしれないが、文章を見ていくことにしよう
投稿抜粋ココカラ///////////////////////////////////////////////////
①短大から大学への編入試験に独学で合格したことです。②大学受験での失敗は、私に大きな挫折感と絶対に志望校に編入するという目標を与えました。③就職を決める友人、同じく編入を目指し予備校に通う友人がいる中、独学での勉強は孤独感と不安でいっぱいでした。④そんな中、私は短大の先生に薦められた国際協力に関する本をすべて読むだけでなく、実際にバングラデシュに足を運び途上国の実情を見たりもしました。⑤自分なりの勉強スタイルを確立させていくとともに、貧困問題に対し日本が果たすべき役割を深く研究したいという明確な目的ができ、帰国後は毎日図書館が閉館するまで勉強しました。⑥そして約一年の独学期間を経て、合格しました。⑦自らの夢と覚悟が試されたこれらの経験を通して、まずは自分のやり方で行動することが身に付きました。⑧また目標を設定し、それに向かって粘り強く努力すること、志を変えず最後までやり遂げることの大切さを学びました。
///////////////////////////////////////////////////投稿抜粋ココマデ
①上で指摘したように編入学の合格は学生時代に力を入れたことにはならない。
②ところで失敗した原因はどこにあったと思う?また、直ぐに編入しようと思ったのはなぜ?
③エントリーシートでは孤独感や不安などのネガティブなワードはできるだけ使わないようにする。「孤独感や不安で一杯」は尺度が違いすぎて他人には決して伝わらないし、誤解を招くだけである。
④いきなり国際協力が出てきたが、先生と国際協力の関係、あなたと国際協力の関係がクリアではない。
⑤とても良かったと思う。残す残さないではなく、自分の行動特性として自覚すると良い。まず動く(チャレンジする)→気づく&変わる→実行する。
⑥単に合格しただけではなく、どのような試験やプロセスの中であなたが評価されたかを伝えるようにしよう。
⑦自分のやり方で行動することで何が身についたのか?
⑧これは当たり前の話で、編入学を通じたあなたの人間としての成長ではない。

また、「学生時代に力を注いだこと」のコンテンツ(目次)については(就活指令…エントリーシートはこう書け!パート1~コンテンツ思考で行こう09冬版バージョンアップ~ http://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2009-12-16)を参照してほしい。そこでは、以下のコンテンツ例を紹介している。
a.背景・経緯、
b.具体的内容・目標、
c.目標を達成するために期待される成果、
d.成果を出すために取られた活動、
e.目標を阻害する課題と解決のための工夫、
f.実際の成果と目標達成度、
g.人間として成長したこと

本来なら、投稿いただいた文章とa~gを比較するのであるが、学生時代に力を注いだことのテーマ自体に改善の必要があるため、混乱させないためにも、今回は比較しないことにする。

多分テーマ自体が変更になると思うが、適当にイメージして修正すると以下のようになる。
『国際協力の勉強と研究である。テレビでの報道や実際にバングラディシュに行った経験からも、世界中に広がる貧困の問題について自分にできることが何かを突き止めたかったからだ。世界の貧困の状況と貧困緩和に向けた取り組みの効果を理解して、自分や組織ができることを特定することを目標として設定した。その目標を達成するために、貧困に関連する授業やセミナーのほとんどに参加し、個人的にも最貧国であり、編入前に訪れて貧困を考える上でのいろいろなヒントを与えてくれたバングラディシュを例に研究を進めた。これらの勉強や研究では、関連する資料の収集や援助関係者へのインタビューを中心に進め、まずはできるだけ足を動かしてデータを取り、目的意識を持って取り組み、資料やインタビューから多くのヒント得て次の課題を設定することを心がけた。一言で貧困と言っても範囲が非常に広く、取り組みもあらゆる援助機関が複雑に絡む中で、自分にできることを見失いかけたが、援助関係者からの激励や大学の先生からの的確なアドバイスに支えられた。その結果、自分オリジナルの世界の貧困状況と対応策がまとまられた貧困プロファイルをまとめることができた。そして、自分がこれからもこのプロファイルを更新しながら、日本の国際協力に関心を持ってモニタリングしていくことを決意できた。この経験を通じて、どんなことに対しても、「誰かがやるだろう」ではなく「自分がやらなければ」という感覚を持つことができるようになった。』

悩み、迷い、苦しみは人間にとって「邪魔なもの」というイメージがあるが、決してそんなことはない。この文章のように、大学受験の挫折から立ち直ろうとする悩み、迷い、苦しみは、同じ人間として大いに共感できる。そう。悩み、迷い、苦しんでいる人間には中身があり、魅力がある。そうして成長した人には、悩み、迷い、苦しみと向き合った独特の抵抗力がつく。私たちもこうして就活と向き合い、多くのことで悩み、悩み、苦しみ、中身のある人間として成長し、どんなことにも堪えれる抵抗力を育んでいこう。就活はゲームではない。人間としての成長、ただそれだけだ。ゲームを制することではなく、成長を遂げた人間だけが幸せになれる。

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2010-01-14 22:14  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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