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就活指令…エントリーシートや面接での難題を解く鍵~考えたことのないことや考えたくないことを日頃から考えろ! [自己分析]

多くのみなさんの大きなご協力のおかげで、現在人気ブログランキング・就職部門で未だナンバーワンである( http://blog.with2.net/link.php?803911 )。正月が明ければ定位置に戻ると思うので、あと2日間で読者が増えることを期待している。…にもかかわらず、前回の記事の始まり方の間違いに先ほど気がついた。ゴメンンサイ。

このブログは決してブログランキングで上位になることを目標としているのではなく、みなさんとともに、共感・共有できる仲間を増やすことが目的だ。書籍の執筆の都合で、このブログがいつまで続くかわからないが、今日も&今日こそ、みなさんにクリックしていただけれるように心を尽くしたい。

今日も正月期間ということで少し短めにしたい。今回は難題を解く鍵について考えたい。勘違いしてほしくないのは、「あなたを動物に例えれば何ですか?」「あなたならこの会社の新商品をどのような方法で売りますか?」「この日本には何本の電信柱があると思いますか?」などの人を試すようなくだらない?質問ではない。

「あなたは何のために働くのか?(あなたにとって仕事とは何か?)」
「あなたがこれまでやこれからの人生で探し求めているものとは?」
「あなたが社会人として最終的に達成したいことは何か?」
等のことである。

自分のことなのに、よくわからない。イメージがつかないというか、イメージすること自体が無駄なような気がして、誰かのまねをしたり、就活本から盗作したりしてしまうのである。これまでの人生もそんなに理詰めで考えて生きてきたわけではないので、それはその時になってみないと良くわからないと思い込んでいるのである。それで超適当に、少し格好の良い言葉を使って無難に誤魔化してしまうのである。

はっきり言っておくが、これらの難問にどれだけ真剣に考えて応えられるのか、それが大きな勝負の分かれ目になることを自覚してほしい。確かに、このような難問は考えるのは疲れるし、自分で思いついたこともなんとなく稚拙な感じで突っ込まれたら崩れてしまいそうだし、みんなもどうせそんなに真剣に考えていないだろう…と思ってしまうだろう。でもそんなちょっとした不真面目さが大きな苦しみや悲しみに変わっていくことを今一度自覚すべきなのである。

企業の面接官や役員は、将来的にこの会社を背負って立ってくれる可能性のある人を高く評価する。つまり、未来を見通して、この会社を発展させてくれる人を捜し求めている。言わば、「未来発展請負人」が自分のこれまでの道を冷静に振り返りながら自分の将来や未来を見通せる人でないと困るのである。会社のことを自分のことのように、あるいは自分のこと以上に真剣に考えてほしいのに、こんな質問に全う(マットウ)に応えられないようではとてもじゃないが安心して会社を託すことができないと思ってしまう。

多分、このような就業・就職観、人生観、社会観などはこの就活でほとんど始めて考え始めたことだと思う。これまで真剣に考えたことがないので「よくわからない」のは当然のことである。みんな始めはよくわからない。「少しだけ考えた」人を「凄い!」と思ってしまうことも当然のことである。自分も少しだけ考えれば同じように誰かに「凄い!」と思ってもらえるようになる。この先何が起こるかわからないので考えるだけ無駄だと醒(サ)めてしまうの当然だろう。周りの無責任な大人が多すぎて一緒に未来のことを真剣に考えてくれなかったからである。

自己PRや学生時代に力を注いだことなど目の前にあるエントリーシート、企業による勉強会・セミナー・説明会、OBOG・会社訪問、筆記試験対策…いろいろとスケジュールが詰まっていて、余裕なく就活しているので、このような難問については寸前まで考えたくない気持ちもあるだろう。しかし、これらの難問は時間をかけて考えて、出し尽くして、整理して、言葉に換えて、改善していくため、かなりの時間がかかってしまう。盲目的に目の前にある就活に必死になっている人ほど、このような難問に対応できず、結局、就活のピーク期を過ぎたあたりに自分の甘さに気づいてしまうのだ。

それでは今からこのような難問に対する自分なりの回答を得るためにしなければならないことは何だろう?それは、まずはじめに今までの自分であえて見てこなかったところからメスを入れるのだ。これまでの主要な経験を振り返り、それらの事実ではなく、どのような状態にあることが幸せだったのか?それはなぜか?、どのようなことに成功したのか?その成功の要因としての自分の思考や感情はどのようなものだったのか?同じように失敗はどうだったのか?自分が大切にしてきた価値、行動、人間性はどのように変遷してきたかのか?その変遷にどのような事実、思考、感情があるのか?…何か…頭痛がするように面倒くさいことを頭に巡らし、言葉として出し尽くしてほしい。

そして次に未来のことも考え尽くそう。仕事のイメージ、職場のイメージ、報酬のイメージ、昇進・出世・独立などのイメージ、社会人としての未来のイメージ、家庭を持つイメージ、…などを「なぜ?なに?」を繰り返しながら、最終的にその先に求めていることを同時に考えるのである。人の役に立つために真面目に働く、その先に何があるのか?自分がリーダー的な役割を担うことで、その先に何があるのか?…イメージが現実的にならないのは、その先にあるものが見えていないからである。何度も何度もこれを繰り返すと自分の未来のありたい姿やあるべき姿(他人が自分にこうあってほしい願う姿)が見えてくる。

例えば、何のために働くのか?ということを少しだけ考えてみると、
←給料をもらうため
→なぜ給料が必要なのか?
←食べるため
→なぜ食べる必要があるのか?
←生きていくため
→なぜ生きていくのか?
←何かを残すため
→何を?なぜ?残したいの?
←自分という人間が貴重な存在であり、存在感を示したから
→自分の存在感って何?
←人に信頼を得て、人をまとめること
→その先に何があるの?
→他人の成長、自分の成長、状況を変える新しい価値観の創出

実際には、こんな単純ではないと思うが、このようになぜ?なに?を繰り返しながら、最後の出口を設定する。これらの応えは、先程言ったことを整理しておくと自ずと答えが出るようになる。仕事のイメージ(なぜ働くの?)、職場のイメージ(どんなところで、どんな環境で働きたいの?)、報酬のイメージ(どれぐらいの給与や待遇を望んでいるの?)、昇進・出世・独立などのイメージ(どのように地位を確立していきたいの?)、社会人としての未来のイメージ(そのような社会人を目指すの?)、家庭を持つイメージ(いつぐらいに、どのような家庭を持ちたいの?)…

結局、自己分析が不足しているということなんだと思う。なんとなく表面的な自分に対する答えがある程度出るとそれでやめてしまう。しかし「未来発展請負人」の自己分析に終わりは無い。そして「未来発展請負人」の究極の自己分析である自分のことを冷静に考えてこなかったこと、考えられないこと、考えたくないことなどを真面目に考えた人だけが、難関をクリアすることができる。幸せの入口の扉をそこに見つけることができるだろう。

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2010-01-02 23:40  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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