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みんなの自己PRを本気で添削します!パート15 ~「できない」ではなく「どうすればできるか」を考える前向き姿勢が世界を征する~ [自己分析]

多くのみなさんの大きなご協力のおかげで、現在人気ブログランキング・就職部門でナンバー2を維持している( http://blog.with2.net/link.php?803911 )。アクセス(クリック)数は減少傾向であるが、少なくとも100名の方が毎日クリックしてくれている。ありがとう。

昨日は企業研究・分析をお届けしたが、あまり関心がないようでアクセス数が落ち込んでいる。その事実に私も少々落ち込んでいる。本当は年内にやってしまわないとダメなんだけどな~と思いつつ。何か問題があって減少しているかもしれないね。気がついたことがあったら是非コメントをお願いしたい。気を取り直して今日も書こう。

このブログは決してブログランキングで上位になることを目標としているのではなく、みなさんとともに、共感・共有できる仲間を増やすことが目的だ。書籍の執筆の都合で、このブログがいつまで続くかわからないが、今日も&今日こそ、みなさんにクリックしていただけれるように心を尽くしたい。

今日は投稿いただいた自己PRの評価シリーズの続きをお送りしたい。順番待ちの方、今しばらくお待ちを!

【自己PR15】便宜的に番号を入れました
投稿抜粋ココカラ///////////////////////////////////////////////////
①常に「どうすれば出来るか」を考え、ねばり強く努力できる。②幼い頃から真面目にコツコツ努力する性格で、学業、部活動、アルバイトなど、いずれも地道な努力で成果を上げてきた。③幼い頃からのねばり強さに加え、大学時代に競技ヨーヨーの世界大会へ挑戦したことで、困難な状況を前向きに乗り切る強さを得た。④自分にしかできない演技で観客を感動させる、という夢を叶えるためには、コツコツでは到底足りない努力が必要であった。⑤負けず嫌いな性格と、自分の可能性をいつも信じてくれた両親の存在もあり、厳しい練習に心が折れそうな場面でも、自分を認め、信じ、どうすれば改善できるかをねばり強く考え続けた。⑥この経験を経て強化されたねばり強さは、大学院での研究活動への前向きな取り組みに活きている。⑦今後は自分が前向きな努力を続けるだけでなく、仲間全員が前向きに目標に向かえるような働きかけをし、チームの中でも存在感が出せる人間になりたい。
///////////////////////////////////////////////////投稿抜粋ココマデ

まず全体的なことを言うと、言いたいことはわかるのだが「伝わってこない」のが正直なところだ。PRの流れ自体はとても良いと思うのだが、強みとしてインパクトに欠けるのである。ヨーヨー世界大会は頭に入ってくるのだが、いったいこの人の強みってなんだっけ?となってしまう。その原因は、第一文目である導入文が強みの全てを表していないからである。

常に「どうすれば出来るか」を考え、ねばり強く努力できる…これは考え方によっては、、人間誰しもできることではないだろうか。以下に続く文章から読み取っても、もっとオリジナルのある強みを打ち立てることができるだろう。それでは、どのように改善すれば伝わるようになるだろうか?それが、今回みなさんと共有したいことの一点目である。

まずは、強みのコア(中心)である「粘り強く努力できる」が他人とはどう違うのかを考える。今回の文章では、「常に」&「どうすればできるか」を考えて「粘り強く努力できる」ということだった。そこで一歩踏み込んで、なぜ「常に」なのか?なぜ「どうすればできるか」を考える。それは例えば…「常に」考えることで日々成長できる自分が感じられること、そして「どうすればできるか」を考えることで、「できない」と諦めてしまうことがなくなると感じているから…等と考えることができる。

また、なぜ「常にどのようにすればできるかを考えて粘り強く努力できる」ようになったのだろう?それは、きっと「常にどのようにすればできるかを考えて粘り強く努力した」結果、何か良いことがあったからである。何か嬉しくなることや、楽しいこと、充実した空間が広がったはずである。例えば…粘り強く努力することで、自分が納得し周りも納得する結果につながり、さらに高いところを目指すエネルギーが生まれてくる…などである。これまでも何度も言ってきたが、この大不況のもとではエントリーシートは脚切りの材料になるのは確実である。しかも、その導入文は、その後の文章を読んでもらえるかどうかの大きな判断材料にもなるので、慎重に、わかりやすく、力強く表現する必要がある。

今回、もう一点共有したいことは、「…いつも信じてくれた両親の存在もあり…」の部分である。一歩間違うと「それって自己PRとはあんまり関係ないよね?」ということになってしまう。しかし、うまく表現できれば、「自分は一人で生きてるのではなく多くの人に支えられて生きていて、しかも両親は常に自分に愛情を注いでくれていることを忘れてはいけないという想いがある」という大切な価値観を表明できるチャンスでもある。自己PRも学生時代に力を注いだことについても、自分を支えてくれる人がいたからこそ、自分らしく生きることができている、頑張ることができたことを忘れてはいけない。たとえ、エントリーシートでは流れや字数制限などで書くことができなかったとしても、面接の機会が与えられればそれらを表明できるようにしよう。

それでは、順番に見ていこう。
①先程指摘したとおり、強みの形容や修飾の具体化と強みを発揮した結果の追求にトライしよう。
②「学業、部活動、アルバイト」は高校生時代?それとも大学時代も含む?良くわからなかった。
③良いと思う。問題ない。
④「コツコツでは到底足りない努力」はとても良いのだが、言葉に表すとどうなる?
⑤就活で「負けず嫌い」は使わないほうが良い。人生も社会人も勝ち負けではない。むしろ、負けた方がイケテル人間になれる。今まで負けた時に大きくならなかったか?
⑥その強みは、大学院でのどのような研究活動のどのような前向きな姿勢に生かされたか?
⑦「前向き」が話の中心になっているが、当初の強みは粘り強さではなかったかな?いつの間にか、話が摩り替わったような感じがあり、それがインパクトの欠ける原因の一つだったのかもしれない。

不明な点などは脚色して修正案を示すと以下のとおりである。
『日々の成長を実感するために、「できない」と諦めてしまうのではなく、「どうすればできるか」を常に考え、何事にも粘り強く、そして前向きに取り組むことができる。その粘り強さと前向きな姿勢によって、自分が納得し周りも納得する結果につながり、さらに高いところを目指すエネルギーを生み出してきた。幼少の頃から、親の教育もあり真面目にコツコツ努力する性格で、中学、高校、大学での学業、部活動、アルバイトなど、いずれも地道な努力で成果を上げてきた。そして、大学時代に競技ヨーヨーの世界大会へ挑戦したことで、困難な状況を前向きに乗り切る強さを得て、今の自分の強みが形成された。世界大会で自分にしかできない演技で観客を感動させるために、コツコツを遥かに超えた努力、自分を認め自分を信じること、そして両親の支えに応えることこそが、この揺るぎのない前向きな姿勢を形作っている。その粘り強さと前向き姿勢は、大学院に進学してからも、納得できる結果を求める全ての研究と実験に生かされ、常に試行錯誤を繰り返して結果を残している。今後は、社会人として、多くの人との関わりの中で目標を共有し、自身の粘り強さと前向き姿勢をフルに発揮して、存在感のある人として目標の達成に貢献したい。』

実は、この方、その世界大会でとても優秀な成績を収められた。You Tube 動画配信を見たが、あれは正に神業である。上の文章では言い表せないほどの努力をしたのだと思う。この動画の全てが就活のエントリーシートの文章に落ちるように祈っている。みなさんも動画に限らず、その立派な結果の事実、素晴らしい作品、輝いている姿、成長した日々、悔しさを残したあの日、そして復活したエネルギーなど、すべての素敵なこの世でたった一つのドラマを文章に残せるように…粘り強く&前向き姿勢で進もう!

(お約束!)この記事を読んで満足された方、納得された方、何らかの気づきを与えられた方は、そして、元気が出た方、勇気が出た方、笑われた方は、→ここをクリック!
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2009-12-08 23:14  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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