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みんなの自己PRを本気で添削します!パート14 ~一人ひとりの小さな創意工夫が大きなパワーに変わるとき~ [自己分析]

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決してブログランキングで上位になることが目標ではなく、みなさんとともに、共感・共有できる仲間を増やすことが目的だ。書籍の執筆の都合で、このブログがいつまで続くかわからないが、今日も&今日こそ、みなさんにクリックしていただけれるように心を尽くしたい。

今日は投稿いただいた自己PRの評価シリーズの続きをお送りしたい。本当はパート13なのだが、今日は金曜日だし、縁起を担いで13を飛ばして14にした。順番待ちの方、今しばらくお待ちを!

【自己PR14】便宜的に番号を入れました
投稿抜粋ココカラ///////////////////////////////////////////////////
①新たな目標を達成していくために、周囲の人とともに創意工夫することに、喜びを感じることができる。②この特徴は中学・高校時代に生徒会役員として、体育祭や文化祭などの企画・運営を行ってきたことを通じて育まれてきた。③それぞれが持つ考えや特性を生かしながら、みんなのアイディアが形になっていくことに喜びを感じていたからだ。④大学時代にこの特徴が発揮されたのは、ネパールにトイレ建設ボランティアに行くチャンスに恵まれ、帰国後に写真展を開催したことである。⑤一緒に行動を共にした仲間がネパールで感じた事を、日本の人々に伝えたいと考えて企画した。⑥写真展は、一人一人が感じた思いを伝える場にすることにし、統一したテーマに合わせてそれぞれが写真を選ぶことにした。⑦また、会場では、来場者にネパールに親近感を持ってもらえるよう、ネパールの音楽を流したり、料理を振る舞った。⑧人がそれぞれ持つよさを引き出しながら、人と人を結びつける場を生み出していきたい。
///////////////////////////////////////////////////投稿抜粋ココマデ

まず全体的なことを言うと、自己PRから始まって、学生時代に力を注いだことで終わってしまい、結局、他人との差別的優位性のある人間性、行動特性、価値観は何だったのか?良くわからなくなっている。「ネパールにトイレ建設のボランティアに行った人」という記号は残せるかもしれないが、ところでどんな人かな~となってしまう。そして挙句の果てに、ま~会社はボランティアではなく利益あげないとダメだしね~という馬鹿な人事につかまってしまうのだ。

やはり自己PRとしては、人間性、行動特性、価値観の印象付けが先に来て、その特徴を最もよく表している経験がそのフォローとなる関係をアピールできないといけない。つまり、「周りとの創意工夫に喜びを感じているあの人は、ネパールにトイレ建設のボランティアに行って仲間と創意工夫して写真展を開いた」となる。順番的にはそのようになっていても、後に書く(話す)話のインパクトが強ければ、前のことを忘れてしまうものだ。

ここでみなさんと共有したいことは、自己PRでの強みや特徴を忘れ去られないために、どのように際立たせるかということである。方法としては、2つある。ひとつは、強みや特徴を何度か繰り返して印象づけること。もうひとつは、その強みや特徴に関するエピソードのインパクトをある程度抑えることである。

繰り返しについては、面接では、始め・真ん中・終わりと何度か繰り返してもその強みを述べるのは良いが、エントリーシートで同じことを繰り返すのは字数制限もあり効果的ではない。そこで考えられるのは途中の段階で強みや特徴のキーワード(例えば…その創意工夫の喜びは…など)を繰り返すことと、今後のビジョンを書くときにキーワードを絡める(例えば…これからも創意工夫を忘れずに…)ことである。

もうひとつは、エピソードのインパクトをある程度抑えながらもその特徴の再現性を約束するような工夫が必要だ。これはいつも言っていることだが、大学時代にその強みや特徴が発揮された経験をいくつかあげるようにする。もちろんその後にひとつに絞り込んでも書いても(話しても)良いのだが、まずは複数の経験から特徴や強みを特定するようにする。創意工夫の喜びは、写真展の企画・開催だけでなく、学生生活の他の活動にも大きく生きていることを証明する。

そのことによって、たとえボランティアには関心の示さなかった面接担当官もゼミの集団発表で高い評価を得たことには関心を示すかもしれない。「(自己PRの後)…ボランティアのことはエントリーシートの学生時代に力を注いだこととして詳しく書かれてあるので、今日はゼミの集団発表について詳しく話してもらえるかな?…」という具合である。学生を苦しめるよくあるパターンである。

それでは順番に内容的なことを見ていこう。
①「新たな目標」がよくわからなかった。どういう意味だろう?「新たな」は要らないかもしれないね。それとなぜ創意工夫に喜びを感じるのか?喜びの先に何があるのか?を考えてみよう。つまりこの導入文ではまだまだ曖昧なところが残されていて相手に伝わらない。
②③でルーツを探したことは評価できるが、創意工夫が素晴らしいことであると感じたことにクローズアップしても良いと思う。
④上でも指摘したように、写真展以外の経験も明らかにすること。
⑤⑥⑦少しPRしたい特徴から離れて、企画の背景、コンセプト、工夫になっている。自己PRの特にエントリーシートではあまり細かいことは必要ない。学生時代に力を注いだことや面接で聞かれた場合に、それらを答えることになる。
⑧上でも指摘したように、創意工夫の喜びとしっかり結びつけよう。

不明な点などは脚色して修正案を示すと以下のとおりである。
『周囲の人とともに、お互いの個性を認め合って創意工夫することで、グループとしての目標を達成することに喜びを感じることができる。そしてその喜びによって個人が成長し、次の目標に向かうことができる。この特徴は中学・高校時代に生徒会役員として、体育祭や文化祭などの企画・運営に責任を持ち、一人ひとりの小さな創意工夫が全体の大きなパワーを生むことに感動を覚えたことから育まれてきた。この創意工夫が大学時代に発揮された経験としては、海外でのボランティア活動、ゼミでの集団発表が大成功したこと、塾講師のアルバイトで講師が力を合わせてオリジナルのあるテキスト作りをしたことなどをあげることができる。特にボランティア活動では、ネパールにトイレ建設ボランティアに行くチャンスに恵まれ、帰国後の写真展での創意工夫によって臨場感のある途上国の現場と現場で生きる人の力強さを伝えることができた。今後は社会人として、自分に与えられた役割を確実に果たす中で、どんな時も創意工夫を忘れずにグループとして付加価値の高いモノやサービスが生み出せるように貢献していきたい。」

今回のテーマは「伝えたいことが伝わるように、強みや特徴のキーワードに気持ちを込めて、さりげなく何度も繰り返す。」ということだ。人間、なかなか一度聞いただけでは覚えられないことがある。関心がないと、余計に覚えられない。書類の審査官や面接での面接官が即座に関心を持ってくれれば良いが、そんなことは期待しないほうが良い。本来それではいけないが、審査官や面接官は昼ごはんのことや晩の飲み会を楽しみに仕事をしている人もたくさんいる。関心のない人にも聞いてもらえるように、何度も何度も、さりげなく、あなたの強みや特徴を伝え切ろう。昼ごはんや晩の飲み会のことを忘れてもらえるぐらい印象に残る自己PRをこれから一緒に完成させよう。

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2009-12-04 21:11  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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