なんとかならない？学生時代に力を注いだことに出てくる会話言葉 [自己分析]
多くのみなさんの大きなご協力のおかげで、現在人気ブログランキング・就職部門で瞬間風速的にベスト4に進出し（ http://blog.with2.net/link.php?803911 ）、これからも厳しい準決勝の闘いが続きそうだ。ランキングからのアクセスも徐々に増えているのでこれからもがんばりたい。1週間で1000名の犠牲者が出ているようなので一日も早く救出したいと思う。待ってろよ。どうかこれからもみなさんの心豊かなパワーをお願いしたい。決してランク上位であることが目標ではなく、みなさんとともに、共感・共有できる仲間を増やしたい。
今日はこれから会社（http://inter-works.tekizaitekisho.web.officelive.com/default.aspx）のメンバー（社員）とパートナー（若手人材育成者）の面談のために一日外出するので、少しだけ気づきを書いておきたい。帰宅後に時間があれば、5件ほど待っていただいている投稿にも応えていきたいと思う。
その少しだけ…「学生時代に力を注いだこと」で決して書いてはいけないことを共有したい。最近、「学生時代に力を注いだこと」をチェックしてほしいという方が増えてきて、時間の許す限り目を通させていただいている。そこで一番気になるのは「会話言葉」である。
『…「ありがとう」と言って喜んでいただいた…』
『…「よく頑張るね」とお褒めの言葉をいただいた…』
『…「君のおかげだよ」と感謝された…』
これなんとかならない？リクルート星人系の発行する雑誌やカウンセラー星人などが良く使っているが…これ、社会人としては「絶対に！」使ってはいけない技法？なので、早くやめる努力をしないとダメだ。
ビジネス文書を考えてほしい。いくら学生さんとは言え、社内で取り扱う文書に『課長から「買っていいよ」と言われたので、コピーマシーンの購入を申請します。』なんて書くと思いますか？エントリーシートは白紙の様式自由を除いては、既にビジネス文書なので、会話口調はダメなのだ。
この会話言葉を使うと、その時の臨場感が出るので使っていると思うが、上の3つの例を見て明らかなように、それを聞かされたところで、次に出てくる言葉は、「それで？何が言いたいの？」なのである。それらの言葉には、その人の人間性、行動特性、価値観などは一切表われないのだ。だから使う効果は全くといって良いほどない。失礼ない言い方になるかもしれないが、むしろ幼稚な表現でマイナスになりかねないのだ。だから今日から会話言葉はやめよう！もちろん面接でも使ってはいけない。面接は相手とのコミュニケーションの場なので、会話言葉に会話言葉が被されるとみっともない。これも今日からやめよう！
この会話言葉と似た感じのことで、「好きである」「うれしかった」「涙が出た」…などをよく使う人がいるが、これらの言葉は人によって随分尺度が違うので、「伝わりにくい」。使うなとは言わないが、伝わらない言葉を重要なくだりの文章で使ってしまうととてももったいないことになってしまう。できれば使わない方が良いだろう。
また、ついでに言っておくが、もっとダメダメなことがある。これは学生時代に力を注いだことに限らないが、色ペンや強調文字（下線や太字）を使うことである。先輩から「わかりやすさ」を伝授されたのかもしれないが、それは明らかに間違いである。そんなことをしないとわかりやすくならないようではダメだ。
それと議論の分かれるところだが、「箇条書き」はどうかである。ヨイかダメか？ビジネス文書としては、この箇条書きは頻繁に使われているので、ヨイと思う。ただし、「以下の4つに分けることができる…」など但し書きを書いた上で使ってほしい。唐突に箇条書きが登場するのは避けるようにする。
学生時代に時間をかけて、エネルギーを発揮してきた経験を無駄なく表現するために、このように不必要な言葉、表現、脚色などはできるだけ避けて、伝えたいことをしっかりと伝えて、ありのままの自分を見てもらおう。脚色しないとエントリーシートが通過しない会社なんて行くことないよ。どうせ行っても、一事が万事、常に脚色を求められることになるのだから。
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