面接対策～面接で求められること（その２）～ [面接対策]
面接で求められること（その２）～今日のテーマ：人間として好かれること
以前に人事担当役員をやっていたことがある。認めたくなかったが、認めざるを得ない「ある事実」がある。採用選考には一定の基準があり、公平な審査が行われているはずである。しかし、実際のところ、人の好き嫌いが判断材料になってしまうことの事実はやはり否定できない。
ある時期、そのことで悩み、できるだけ嫌いなタイプの人の良いところを見るように心がけて採用に臨んでいた。ところが、結果的には、自分の嫌いなタイプの人が自分の部下として働いても、決して「良い仕事」をしてくれないのである。一人や二人のことではなく、偏見なくパフォーマンスが悪いのである。ほぼ１００％の確率でそうであった。
以後は良い意味で開き直り、自分の好き嫌いの判断を信じるようにした。大企業の経営者の人事担当役員と話す機会があったが、やはり、好き嫌いは否めない事実であることがわかってきた。最後の最後の最後の決め手は、やはり好き嫌いなのである。そんなことを言ってしまうと、好かれようとするかもしれないが、その企業の人事や経営者に「好かれる」方法などわかるわけもない。ただし、「嫌われない」方法はあると思う。今回はそれを紹介したい。
１）謙虚な姿勢を示す→反省できる、努力できる姿勢を見せよう
２）協調性のある態度→グループワークなどで自己中心的な行動を取らない（顔に出ていることがある）ように注意しよう
３）信用してもらう＆人に関心を持つ→表裏のない本当の自分＆相手のことを知りたいという姿勢を示す
４）人の話に耳を傾ける→決して話を遮らない
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