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グループディスカッションのヒント [面接対策]

グループディスカッションの対応

最近はグループディスカッションやグループワークを審査や企業理解のために取り入れている企業が多い。企業のイメージアップや内定拘束のための道具として使われているケースがあるようで非常に残念なのであるが・・・。大学での学びの中でグループワークを選択して、真剣に取り組んでいた人は慣れているが、そうでない人は何をすれば良いか不安だと思う。今日は、目的、役割、採点基準などを見ることにしよう。

(1)目的
1)ディスカッション!ディスカッション!ディスカッション!そう。意見を交換することが目的なので、間違っても・・・「時計回りに順番に意見を言っていきましょう」などという消極的な行動はもう止めた方がよい。ディスカッション!ディスカッション!ディスカッション!ワークの場合でも、順番ではなく意見がまとまった人から自ら積極的に意見を述べていくようにする。例えば、売れ行きが伸び悩んでいる製品の販売促進の課題が与えられた直後に、「順番に意見を言っていきましょう!」というイケテナイ発言がある前に、「まずは伸び悩んでいる問題点を抽出して、問題のタイプごとに解決策を考えませんか?・・・では問題点から挙手でいきましょう!」・・・活発な議論となること間違いなし。

2)自分の役割を認識する
ディスカッションやワークの開始時に自分の役割を判断してメンバーに宣誓する。自分がどの役割を担うかはそのチームの構成員を見て、即座に判断する。役割は下にあるとおり。必ずしも役割を完全に分割することはない。臨機応変に自分の役割を変化させても良いだろう。やってはいけないのは、リーダーがいるのにリーダーを横取りしたり、邪魔したりするのはダメ。また、意見をいえない人を放っておいてはダメ。役割に関係なく「どうですか?」と言って意見を促そう。

3)成果を出す
グループディスカッションやワークは結果が求められる。プレゼンテーションさせられる場合もある。目標は求められる結果を出すこと。時間がなかったので、3つの問題点の一つに絞ったなどとならないように時間配分を考えて結果を残す。

(2)役割(下の役割は明確に決まった定義ではなく概括的なもの)
1)リーダー :メンバーから意見を引き出し、グループの意見をまとめる、リーダーは自分の意見は最低限でまとめに徹する
2)プランナー:サブリーダー的存在でリーダーを強くサポートし、ディスカッションをデザインする、リーダーの全面的に信頼
3)アナリスト:話し合いの経過、結果を整理・分類・分析する、レコーダーとの兼任もOK
4)タイムキーパー:時間配分、時間警告など時間の使い方を決める
5)レコーダー:意見や話し合いの過程を体系的に記録する
6)サポーター:グループの融和を図りながらディスカッション全体を盛り上げる

(3)採点基準
1)行動力・・・勇気を出してディスカッションの進め方を提言(デザイン)するところから行動力が見られている!
2)コミュニケーション力・・・話すことよりも、聞くことに集中!相手軸(キャッチボールで相手がボールを持っている状況)を意識
3)課題解決力・・・与えられた課題を必ず解決する。ただし、多数決で一つに決める必要なし。

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2008-03-11 14:47  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

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