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面接対策~面接で求められること(その1) [面接対策]

面接で求められること(その1)~今日のテーマ:説得力


1)説得の目的は何だろう?
面接では説得力が必要である。自分がどのような人間なのか&どのようなポテンシャル(可能性)があるのか、どれぐらいこの会社のことを真剣に考えているか&この会社で何を実現できるのか、を「説得する=説明して、納得してもらう」必要がある。悲しいことであるが・・・(もちろん自分も含めて)人は他人の話をあまり聞いていない。実は面接も同じで話を「適当」に聞いていて、反応や表情の変化を観察しているのである。人は他人の話をあまり真剣に聞いていないことを前提として「説得する」ことを考えてみる。そのためには4つの段階を踏んで説得にあたる必要がありそうだ。

①良好な信頼関係を築く:表裏のない本当の自分を見せることから信頼関係が生まれる。決して嘘をつかず、背伸びし過ぎず。
②正確な情報伝達:理屈っぽく、言い訳けがましく、遠まわしに表現せず、ストレート&ダイレクトを心がければ正確に伝わる。

本当に聞いてもらえるかどうかはこのあたりで決まる。信頼関係が生まれ、話がわかりやすいと他人は耳を傾けるようになる。この時点で信頼関係が生まれず、何を話しているか良くわからないと「理解してもらう」段階に移るのは難しいだろう。

③納得してもらう:当たり前のことだが相手の聞きたいことに対応できれば納得してもらえる。相手が聞きたいのは背景なのか?プロセスなのか?思い(想い)なのか?成果(結果)なのか?成長なのか?今後の課題なのか?差別的優位性なのか?・・・質問の内容をしっかりと受け止め、相手が話す行間を読み、的確に答えを出していく。

④納得したことを実行してもらう:面接で「実行してもらう=動いてもらう」というのは、「内定」や「採用」に動いてもらうということである。重要なことは、面談を進めているときにどこまで動かせるか、面談が終わったときにどこまで自分を記号として思い返してもらえるか(例えば、「あーーあの手品が特技の面白い人ね!」など)である。

説得の目的は、結局のところ「納得して、実行してもらう」ことなんですね。

2)説得力の三大要素
説得するために必要な力は、以下のとおりである。これらは就職活動のためにだけ必要な力ではなく、社会人として生きていく中で不可欠な要素である。人と話していて自分に欠けているものは何ですか?日頃からその点を注意して話すことを心がけるだけで面接の状況も変わってくることを自覚しよう。

説明力:テーマの明確化、ロジック、わかりやすさ、理由・根拠・裏づけ、コンテンツ
信用 :プレゼンス、姿勢、態度、話し方、服装
共感 :相手を知る、相手の立場になる、相手の意見を聞く、目と耳と心で話す


2008-03-09 11:01  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

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