就活の壁を破るヒント～今日は赤穂浪士の討ち入りの日～ [気づきなど]
多くのみなさんの大きなご協力のおかげで、現在人気ブログランキング・就職部門でなんとかベスト3に入っている（ http://blog.with2.net/link.php?803911 ）。でも1位とのアクセス数は倍・半分の関係で、まだまだ就活病患者が増えそうな感じで、憂鬱な気持ちの今日この頃である。やはり私には救うことができないのだろうか？
このブログは決してブログランキングで上位になることを目標としているのではなく、みなさんとともに、共感・共有できる仲間を増やすことが目的だ。書籍の執筆の都合で、このブログがいつまで続くかわからないが、今日も＆今日こそ、みなさんにクリックしていただけれるように心を尽くしたい。
さて今日は何の日？そう。赤穂浪士の討ち入りの日なのだ！WEBで「赤穂浪士 討ち入り」で検索すればたくさん出てくるので、関心のある方は見てほしい。今回は少しだけ概要を示すと…
投稿抜粋ココカラ///////////////////////////////////////////////////
赤穂浪士 討ち入り…
元禄14年3月14日に江戸城中で播州赤穂藩主の浅野内匠頭長矩（アサノタクミノカミナガノリ）が高家旗本の吉良上野介義央（ヒラコウズケノスケヨシヒサ）に対して遺恨有りとして松の廊下で刃傷に及んだ。殿中（江戸城内）で抜刀するというのは絶対的な禁止事項であり事件を聞いた徳川五代将軍綱吉は激怒し、その日のうちに内匠頭に切腹を命じた。その後、浅野の遺臣である大石内蔵助（オオイシクラノスケ）良雄以下赤穂浪士47名（四十七士）が翌15年12月14日（今の時刻では15日の午前4時頃）に吉良屋敷に討ち入り、主君に代わって吉良上野介を討ち果たし、その首を泉岳寺の主君の墓前に捧げたのち、幕命により切腹した。この一連の事件を指す。この事件は一般に「忠臣蔵」の名でも知られている。
///////////////////////////////////////////////////投稿抜粋ココマデ
私は、小学校の頃にNHK大河ドラマの元禄太平記を見て以来、この赤穂浪士討ち入りの話に関心を持ち、大石内蔵助を尊敬してきたところがある。歌舞伎や浄瑠璃などの演目として語り継がれてきたところがあるので、話としては相当脚色されていると思うが、「真実」ではなく語り継がれてきた「真理」を追いかけている。
その真理として、大石内蔵助（クラノスケ）は、
（１）浅野家の再興を一心に願っていたが幕府がこの嘆願を受け入れなかっためために討ち入りを決意した。
（２）「昼行灯（ヒルアンドン）」のあだ名がつくほど、ぼんやりして役に立たない人と思われていた。本当に自分でもそういう自分であることを願っていたが、周りからの期待に応えるために自分を変えていった。
（３）討ち入りの計画から実行まで1年半の月日を要した。誰にも気づかれないよう豪遊に興じるなど味方さえも欺く（アザムク）やり方で慎重にことを進めた。
（４）この頃は徳川綱吉による生類憐みの令等の悪法、貨幣改鋳による経済の混乱、大奥の存在など大きな問題を抱えている時代であった。内蔵助自身は、君主の仇討ちというよりも、礼節を重んじた君主が殿中で刃傷に及ばざるを得なかった時代背景や元禄の世のあらゆる堕落に対する反抗であったと言われている。
（５）赤穂浪士の討ち入りは「忠義の士」として称えられ、切腹を免れるのではないかという事態にまで及んだらしいが、内蔵助は一日も早く武士らしく切腹することを望み、家臣にも生きる望みを持たないように諭していたという。
正にこの「用意周到＆実施大胆」「信頼関係構築」「反骨精神」が時代を超えて私の心に響くのである。自我に目覚めて以来、中学、高校、大学、社会人といつもこの３つの言葉に突き動かされてきた。全ての行動がこの３つの言葉によって成されてきたと言っても過言ではない。
用意周到＆実施大胆…プレゼンテーションなどに代表されるように、準備にはいつも相当な時間を使っている。コンサルタントの仕事では、相手が納得する質と量を維持できる提案が常に求められので、ギリギリまで準備に時間を使う。だから徹夜になる。自分が納得できないから徹夜するのではなく、相手が納得できないだろうから徹夜するのだ。徹夜すれば相手が納得するレベルに達するかどうかはわからないが、少なくともプレゼンテーションでの対応は大きく変わる。いろいろな角度で物事を考えたので、いろんな人からの質問や提案に適切に対応できるのである。このブログについては、書く時間としてはそんなに長くないが、構想や組み立てにはかなりの時間を割いている。準備は時間をかければかけるほど良いモノやサービスが提供できることは間違いないだろう。
信頼関係構築…これまで数多くのグループの中で生きてきた。家族をグループとして扱うのは軽すぎるが、家族のような一生のグループもあれば、数年のつきあいのグループもあれば、途切れ途切れのつきあいのグループもあれば、瞬間的に終わるグループもある。数多くのグループの中で数多くの人と出会い、コミュニケーションを図ってきた。ひとりでも多くの人と信頼関係を築き、お互いを認めるようになり、一緒に行動を起こす…懸命になってそれに力を注いできた。その結果、本当の意味で信頼関係を築くことができた人達と会社を作ることができて、新しいメンバーにも信頼関係を拡大することができている。
反骨精神…中学・高校のクラブ活動でレギュラーをつかんだことも、大学の時も自分で学費や生活費を稼ぐためにアルバイトをしたときも、社会人になって高いパフォーマンスを実現して認められたことも、経営者になって競合他社を圧倒する存在に押し上げたことも、そしてコンピテンシー（行動特性）を超えた適材適所を発揮するために会社を作ったことも…全てが反骨精神だった。先生、コーチ、親、友達、上司、同僚、部下、パートさん、アルバイトさん、見習い、会社、そして社会や時代に対する反抗だった。こうして、ブログを書いているのも、就活病を蔓延させている社会やそれを取り巻く馬鹿で無責任な大人たちへの反抗なのだと思う。
この３つの言葉は偶然にも就活と大きく関連する。
自己分析、企業研究・分析、SPIなどの筆記試験、エントリーシート、面接など全て「用意周到＆実施大胆」でなければならない。準備すればするほど、精度は上がり、応用することもできるようになる。まだこの時期になっても、何の準備もできていない人は「もう手遅れの時期」に突入していることを早く自覚してほしい。周りを欺く（アザムク）必要はないが、周りが驚くほどに時間割をしっかりと決めて準備を実行してほしい。
先日のブログでも書いたが、一生の友達とお互いを高め合える就活を実践することで友達との信頼関係を築いてほしい。また、セミナー、会社訪問、説明会、面接などで接点も持つことができた人ともしっかりと信頼関係を築いてほしい。特に、面接官との信頼関係は、幸せな就職につながる非常に重要なことだ。面接は、面接官が上、自分が下という「試験」と勘違いしている人がいるかもしれないが、面接は対等の関係から生まれる信頼関係なのである。面接を試験などと考えるから緊張してしまう。信頼関係を築くと考えて楽しもう。
就活をしていると、この日本の社会が嫌いになる、いやになることがある。面接が始まると自分のことを完全に否定される発言や態度を見せられて、自分という存在が誰にも認めらられないのではないかと不安になる。そう。そういう時こそ、この反骨精神を思い出してほしい。就活を止めたり、立ち止まってしまったり、そんな瞬間に家族、友達、先生、OBOG、ESの審査官、面接官、会社、そしてこの時代に反抗することを決意して、就活を続けてほしいと思う。反骨精神をエネルギーに変えれば、そこにパワーが生まれ、幸せの入り口に近づけるようになる。
討ち入りの歴史的な時間まであと6時間を切った。毎年毎年、この日、この時間が来るたびに、自分が生まれ変わったような気持ちになる。300年の時を超えて「用意周到＆実施大胆」「信頼関係構築」「反骨精神」が自分に注がれる。そして、新しい年へと移っていく。
この日この時間を境にして、みなさんにも「用意周到＆実施大胆」「信頼関係構築」「反骨精神」が宿るように祈っている。そして、幸せになるという念願を成就させて、最後にみんなで勝ち鬨（カチドキ）をあげる時が来ることを信じて前に進もう。「エイエイオー！」…でもご心配なさるな、切腹は私が免除するので。
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共通テーマ：求人・転職
最近このブログを読むようになったものです。
今更で恐縮ですが、宣誓させていただきます。
最後まで諦めずに自分の信念を貫き通して頑張ることを宣誓します。
ご多忙で大変だと思いますが、ブログ頑張ってください。
by green pepper (2009-12-15 21:01)
green pepperさん
宣誓をいただきありがとうございます。年内に気づいて良かったですね。まだ間に合いますので10日分取り戻してください。
面談対象者に認定しますので、東京にお越しの際はご連絡ください。これからも共に歩みましょう。
お会いできることを楽しみにしています。
by ネッピー (2009-12-15 22:21)