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学生時代に力を注いだこと/学生時代に力を入れたこと/学生時代に頑張ったこと 09年秋冬版 ついに発表! [自己分析]

緊急追加開催決定!本日締め切り!! 

セミナー&ワーク企画

自分の強みを知り自己PRを完成さ せよう!

日時:2012年12月13日(木)18:30-21-30
場所:麹町・半蔵門周辺の会議室(参加決定者に詳細を連絡)
料金:5,000円(会場使用料、LIFO診断ツール、後日カウンセリングの全てを含みます。ツール購入のため事前の振込みとなります。)

みなさんのご協力で人気ブログランキング・就職部門初登場?37位( http://blog.with2.net/link.php?803911 )にランクされている。人気ブログランキングのサイトからのアクセスも順調に増えている。目的はランクが上位になることではなく、一人でも多くの人がランク上位のくだらない雑音に惑わされずに自分の直感を大切にして就活に取り組めるようにすることだ。本当にありがとう。そしてこれからも、このサイトでの学びがあったときは、是非人気ブログランキングのリンクをクリックしてほしい。今日は、みなさんへの感謝の気持ちを込めて、「学生時代に力を注いだこと09秋冬版」をお届けしたい。心を尽くして書こうと思う。感謝。

「学生時代に力を注いだこと」については、このブログでも何度も取り上げているので、後で余裕があれば以下のとおり新しい順に見てほしいと思う。
http://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2009-05-03
http://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2009-05-02
http://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2009-05-01
http://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2009-04-17-1
http://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2008-03-20
http://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2008-03-01-3
なぜ新しい順かと言うと、就職活動の現状や課題などを考えて徐々に改善を試みているからである。今回も以前に言っていたことと違うことを書くかもしれないが許してほしい。

大学生×時間×エネルギー

まず、学生時代に力を注いだことの定義と言うべきか、前提条件と言うべきか、どんな経験を「学生時代に力を注いだこと」として選択するべきかを考えていきたい。まずは、その経験は「大学生らしいこと」でなければならない。しかも、もうすぐ社会人になる大学生らしさが見えないといけない。誤解を恐れず言うと、単なるコンビニエンスストアでのアルバイトやテニス・バレーボール・スキーサークルであれば高校生でも取り組めるのである。そこに社会人を目前とした大学生らしい思考、行動、改善などがなければ意味がない。これが大学での勉強や留学、大学公認の活動が優先されるゆえんである。アルバイトやサークル活動のことを書いてはいけないとは言ってない。書いても良いが、それらに大学の勉強や公認活動では到底学ぶことができないような内容を表現する覚悟が必要なのである。自信を持って書くことだ。

次にある程度の時間がかけられていることが必要である。大学3年生の人は、大学入学後2年半が経過しているが、できれば2年以上の経験が望まれる。もし無ければ、1年や半年の経験でもやむを得ないが、他の事と関連付けてでも多くの時間をかけたことを見せる努力をする。例えば、「ゼミ」の活動は1年、短い場合は半年だ。そういう場合はゼミだけを表現するのではなく、1年や2年生のときの一般教養や専門科目の学びの中からゼミを選択したことを関連付ける。留学も同じ。8ヶ月程度の留学の話に留まらず、留学前の語学の勉強や帰国後の語学資格や文化の勉強なども含めて考える。

そして、決め手はやはりエネルギーだろう。いくら大学生らしく、時間をかけた経験であっても、そこにエネルギーが注がれていなければ意味がない。企業側は社会人になってもそのエネルギーの創出が再現されることを期待しているのだ。そのエネルギーの蓄え方、出し方、拡がり方などを見て、そこから人間性、行動特性、価値観などを感じ取っていくのである。

コンテンツ(目次)

「学生時代に力を注いだこと」として書くべきコンテンツと意味合いは以下のとおりとなる。

①背景・経緯
②具体的内容と目標
③目標を達成するために期待されるいくつかの成果
④いくつかの成果を出すために取られたいくつかの活動
⑤目標を阻害する課題と解決のための工夫
⑥実際のいくつかの成果と目標達成度
⑦人間的に成長したこと

①重要だがほとんど書かれていない。少しでも良いので触れるように心がけよう。
②の「具体的内容」については説明しなくても想像がつく場合は不要であるが目標は必ず必要である。「居酒屋のホール」や「塾講師」などはそれ以上の説明は要しないが、何を(最終)目標に取り組んだのかは書かなければならない。目標を設定することでその経験にかけられたエネルギー値を判断できるようになる。定量的(数字)、定性的(状態)の両面からの目標を設定してみる。
③については、内容的にほとんど⑥と被るため、あえて書く必要はないが、④の活動の具体化のためと面接対策のために整理しておく。
④想定したいくつかの成果をあげるために実際にとった行動を細分化する。各成果に対して必要な行動をまとめる。文章化するときは、特に力を入れたことに焦点を絞って複雑化しないように工夫する。
⑤単なる苦労したことではなく、「目標の達成を阻害する要因」としての課題を明確にして、自身で工夫したこと、他人やチームの協力で工夫したことを表現する。この項目はその人の行動特性が最も顕著になる。
⑥③で想定したいくつかの成果の創出と目標の達成度を自己評価する。達成できなかった要因なども分析して、今後の課題を整理する。
⑦この経験をした今の自分と(もし)この経験をしなかったと仮定した場合の自分を比べて、人間的にどれだけの成長があるのかを表現する。

文字数制限があるエントリーシートの場合などは、これらを全て書くと文字数を完全にオーバーしてしまうので、できるだけ不可欠な骨組みだけで文章を構成する。②の目標、④の活動、⑤の工夫、⑥の成果は不可欠な要素である。これらのコンテンツにこれまで使ってきた例文をあてはめると以下のようになる。

(テーマ)英語の勉強と留学である。
①小学生の時に見たテレビの影響を受けて国際舞台で活躍できる人になりたいと考えるようになったことがきっかけである。
②入学後、英語の上達とコミュニケーションを通じた文化の多様性を理解することを目標として、
③(誰とでも英語で話せるようになる&相手の文化を知り、自分の文化を伝えることができるようになるために)→これは書かずに考えるだけ
④(日本の)大学の生活ではできるだけ英語を使うようにして、大学の交換留学制度を活用して米国に渡り1年半を過ごした。
⑤留学では英語のレベルの高さに苦しみながらも英語での留学日記ブログを作成するなどの勉強方法を工夫し、ネイティブのクラスメイトにチェックしてもらった。
⑥その結果細かな感情を表現できる語学レベルに上達するとともに、相手の文化の多様性を認めると共に自分の国、日本の文化や社会のことを誇りを持って紹介できるようになった。
⑥自分から逃げずに自分を変化させ、他人から逃げずにコミュニケーションし、社会から逃げずに夢を実現するパワーを身に付けることができた。

○数字を取って整理した文章を読んでみてほしい。
『英語の勉強と留学である。小学生の時に見たテレビの影響を受けて国際舞台で活躍できる人になりたいと考えるようになったことがきっかけである。入学後、英語の上達とコミュニケーションを通じた文化の多様性を理解することを目標として、(日本の)大学の生活ではできるだけ英語を使うようにして、大学の交換留学制度を活用して米国に渡り1年半を過ごした。留学では英語のレベルの高さに苦しみながらも英語での留学日記ブログを作成するなどの勉強方法を工夫し、ネイティブのクラスメイトにチェックしてもらった。その結果細かな感情を表現できる語学レベルに上達するとともに、相手の文化の多様性を認めると共に自分の国、日本の文化や社会のことを誇りを持って紹介できるようになった。自分から逃げずに自分を変化させ、他人から逃げずにコミュニケーションし、社会から逃げずに夢を実現するパワーを身に付けることができた。』

決して書いてはいけないこと

これらはこれまでのブログにも書いてきたことであるが、再度整理しておこう。

(1)会話的表現
最近、添削などをして一番目立つのが…『…「良く頑張ったね」とお褒めの言葉をいただいた。…』という類である。一見、臨場感があって良いように感じるし、リクルート星人系の連中も良く使っているのだが、これは明らかにダメ。ビジネス文書に「…」の会話を使う機会はゼロに等しい。そんな脚色をしないと日本語を書けないのか?と疑われてしまう。つまり、はっきり言うと幼稚な文章なのだ。

(2)課題塗れ(マミレ)の経験
上で説明したコンテンツの⑤である課題と工夫がやたらに長いパターンである。モノによっては、ほとんどが課題であり、その解決に向けてどれだけ工夫したかを延々と書き連ねている。いかにもリクルート星人が喜びそうなパターンである。目標なくとりあえずの勢いだけで進んで課題が山積みになりその解決に東奔西走して挙句の果てに新しいビジネスモデルをぶち上げて誤魔化すリクルート星人の顔が目に浮かぶ。みなさんはそんなリクルート星人になってはダメ。目標、成果、活動を意識しよう。

(3)組織の立て直しの経験
機能しなくなった、あるいは機能していない組織やグループの立て直しを頑張った…一見良さそうな感じがするが、これも明らかにダメ。そんな組織やグループを選択したあなたが疑われる。力を入れることは、立て直しではなく、立て直した後の活動であるべきだ。立て直しただけで、力を入れたことが終わってしまったら、マイナスに振れていたエネルギーのメーターがやっとゼロに戻っただけで、結局はエネルギー値はゼロなのだ。プラスを目指そう。

ちょっと長くなったが、大体の流れはつかんでいただけただろうか?現在、2名の方から「学生時代に力を注いだこと」の投稿をいただいている。順次紹介していきたい。みなさんも手遅れになる前に tateyama@inter-works.biz へ投稿しよう!

(お約束!)この記事を読んで満足された方、納得された方、何らかの気づきを与えられた方は、そして、元気が出た方、勇気が出た方、笑われた方は、→ここをクリック!
あなたの一票が人気ブログランキング・就職部門に登録しているこのブログに投票され、サイトにつながります。決して、人気を上げることが目的ではありません。気持ちを共有できる仲間をみんなで増やして、レベルを上げていきましょう!投稿記事は tateyama@inter-works.biz に送ってください。お待ちしています。
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2009-11-18 21:28  nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(2) 
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NO NAME

「学生時代に力をいれたこと」と書いてあるのになぜ大学と限定しているのですか?
by NO NAME (2011-09-29 13:03) 

ネッピー

NO NAME さん
コメントありがとうございます。とても簡単に見えて、実は答えるのが難しい質問ですね。その質問は、なぜ中学や高校時代ではダメなのか?ということだと思います。よく考えてみると、「ネッピーさんは、学生時代に最も充実していた時はいつですか?」と問われると、自信を持って「中学生の時」と答えるでしょう。中学の時の364日、21時までのクラブ活動の日々こそが、今の自分を支えていると言っても過言ではありません。本当はそのことを前面に押し出して書いたり、表現したいものです。

しかし、企業が求めているのは、どんなことにがんばれたのかという単純なものではありません。「社会」に近い形態の中で、どのようにものごとを考え、進め、悩み、工夫をして、結果を出し、成長してきたのかを知りたいのです。そしてその中からその人の普遍の行動特性を見抜き、その特性が企業の中で再現される可能性に賭けるのだと思います。

つまり、中学時代にどれだけがんばったとしても、その社会はとても狭く、そこに生きている自分の人間性も未熟なので、そこで発揮された行動特性はあまり当てにはならないということになります。もちろん、今の自分の人間性や社会での生き方の大きなヒントや糧があったことは確かですが、やはりそこからどれだけ成長したのかを伝える必要があるのだと思います。

中学や高校時代にある程度燃え尽きたという人もいると思います。大学生というチャラチャラした存在を認めることができず、どこか冷めた目で生活しているうちに3年が過ぎ去ったという人もいるでしょう。それでもやはり、社会人に近い存在の大学生として表現する努力をしなければなりません。

でも、どうしても大学時代の経験を語れないという人もいます。私が担当した学生さんの中に、「大学時代はほとんど何もやっていません」と話した人がいました。詳しく聞いてみると、昼頃に起きて、ウダウダと昼のバラエティ番組を見て、夕方ごろにラーメンか牛丼を食べに外出し、友達を探して朝までダラダラと話し明かす・・・本当に毎日しそういう生活だったということです。いくら聞いても材料が出てこないので、諦めて正直に書くことを二人で考えました。「学生時代に力を入れたこと、ありません!なぜなら・・・だったからです。今こそ、この2年間の生活を深く反省し、これまでに蓄積したエネルギーを残りの学生生活と社会人の生活に爆発させたいと考えています!」ということを書き、まさに?大手の石油・エネルギー製造企業に就職することができたのです。これはひとつの賭けでしたが、相談に来た学生さんが、本当にそういう気持ちだったので、相手に伝わったのだと思います。結局のところ「その経験が社会にどう生かされるのか」・・・これが一番大切だというになりますね。
by ネッピー (2011-09-29 16:46) 

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