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面接対策~面接で求められること(その3)~ [面接対策]

面接で求められること(その3)~今日のテーマ:情熱と冷静さはどこから生まれるのか

以前にも書いたが、情熱や熱意は「頑張ります」「必ずや貢献します」「何でもやります」「お任せください」という上辺の言葉では表せない。デキナイ、イケテナイ営業マンほどこれらの言葉を使う。自身の経営者としての経験の中でも、それらの言葉使った人ほど仕事に熱意を失って、パフォーマンスも著しく悪いのを知っている。だからこの類の言葉を使う人をできるだけ採用したくない。もちろん、そういう言葉にやる気を感じる人がいるかもしれないが、そういう言葉ではあなたも会社も決して幸せになれないのだ。それをわかってほしい。

あなたの熱意は、志望動機として「この会社で実現できること」を考えることで表れる。というか、実現できることを考えることでしか熱意は表せないと言っても過言ではない。ここで志望動機・志望理由の書き方を復習してみよう(詳しくは志望動機に関するエントリーシートその1を参照)。

志望動機のコンテンツは、
①企業・組織の強みの中の強み
②その強みの中の強みに魅力を感じる理由=自身の価値観と企業の価値観の共有
③企業・組織の強みの中の強みを生かした今後の展開
④その展開の中で自身の強みを生かして貢献&実現できることを表明
となる。

つまり、実現できることは志望動機の最後の部分に出てくる。まず、気をつけなければならないのは「実現できること」であり、「実現したいこと」ではない。会社はみなさんの希望、要求、夢を叶えるために存在するのではないからだ。会社は社会に貢献するために存在し、個人も組織を通じて社会に貢献していかなければならないのである。

次に、「実現できることは」、間違い、勘違い、思い違いであることも少なくない。その企業で働いているわけではないので正解など出せるわけがない。ここで問われているのは、決して幻想を抱かずに客観的に調べてることができたか、企業の成長に貢献できる自分をイメージできたかである。

実現できることについて、自分の強みによって、WHAT(何を実現できるのか?)、WHO(M)(誰を対象に実現できるのか?)、HOW(どのように実現できるのか?)を考える。例えば、強み=自身のチャレンジ精神で、WHAT=アジアのマーケットを拡大、WHO(M)=特に中国、台湾、韓国(の人たち)、HOW=販売とサービスの拠点とネットワークづくり など。(ただし、会社の現状の批判や批判につながることや具体的過ぎる提案などは、歓迎されないので、企業研究をしっかりとやること。)

実現できること・・・これを考える。真剣に考える。必死になって考える。悩んで、悩んで、悩み抜いて。それは面接で自慢するためではない。考えて考えて考え抜いたことで、自分の自信につながり、それが熱意となって表れる。その人からは明らかに他人と違うオーラが出ている。

もう一度言うが、実現することを考えるのは自慢するためではない。面接の席では、悩み抜いて考え抜いたことで自信を持ちながらも、謙虚な気持ちを持ち、伝えることを心がける。この謙虚さが冷静さを生む。冷静になれと言ってもなれるものではないが、謙虚な気持ちになると自然と冷静になれる。

自身の強みによって実現できることを考え抜いて謙虚な気持ちでに面接に臨もう!あなたからはオーラが出ている。情熱と冷静さを兼ね備えた人がイメージできる。

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2008-03-15 18:04  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 

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