就活指令…エントリーシートはこう書け!パート3~エントリーシートでは社会人となる自分を意識することを忘れるな!~ [エントリーシート]
多くのみなさんの大きなご協力のおかげで、現在人気ブログランキング・就職部門ですっかり2位に落ち着いている( http://blog.with2.net/link.php?803911 )。連休中ということもあり、アクセス数が減っているので、やっぱり先が心配になる。今の一日の遅れは2月の10日分ぐらいの重みがある。もちろん、健康管理には注意しなければならないが、今は一日も休めない。後悔したくないはずだから。
このブログは決してブログランキングで上位になることを目標としているのではなく、みなさんとともに、共感・共有できる仲間を増やすことが目的だ。書籍の執筆の都合で、このブログがいつまで続くかわからないが、今日も&今日こそ、みなさんにクリックしていただけれるように心を尽くしたい。
さて今日は、「エントリーシートはこう書け!」シリーズのパート3をお届けしたい。これは、エントリーシートの作成が佳境に入る前に自覚しておくべきことで、エントリーシートの質問や設問と向き合った時に考えてほしいことである。
設問を見た時にまず考えてほしいことがある。全ての問題について、社会人となる自分(自分はこの会社に入れば…、この会社の中では…、この会社にとって…などを考えること)をしっかりと意識してほしいと思う。つまり、単なる過去の事実、思い、行動などを正確に捉えるだけではなく、将来自分がこの会社に入った場合にその行動がどのように生かされるのかを考えながら書くということである。その視点を考えることで企業側が求めていることもわかるようになる。早速、いくつかの設問とその時に意識するべきことを見ていこう。
(1)自己PR
①PRする強みがこの会社ではどのように生かされるのか?
②その強みはこの会社ではどのように伸ばすことができるのか?
③この会社ではその強みだけで足りない部分をどう補うのか?
(2)学生時代に(力を注いだこと)(チャレンジしたこと)(決断したこと)
①力を注いだことで発揮されたエネルギーがこの会社ではどのような場面で生かされるのか?
②力を注いだことで発揮された行動特性がこの会社ではどのような場面で生かされるのか?
③力を注いだことで成長したことがこの会社ではどのように生かされるのか?
(3)短所
①その短所はこの会社での大きなマイナスにならないか?
②その短所に気づいた人間性はこの会社でのプラスとして考えられないか?
③その短所を改善している姿勢はこの会社でのプラスとして考えられないか?
(4)成功したこと
①その成功のアプローチやプロセスはこの会社でどのように生かすことができるのか?
②その成功の陰にある周囲の支えを理解していることはこの会社で求めている重要な要素ではないのか?
③その成功による人間としての成長の場面はこの会社でも再現が可能なのか?
(5)失敗したこと
①失敗を受け止めて改善しようとした姿勢はこの会社ではどのように生かされるのか?
②失敗した時の周囲の支えを理解していることはこの会社で求めている重要な要素ではないのか?
③その失敗の経験を通じて得た教訓はこの会社でどのように生かされるのか?
(6)夢
①その夢はこの会社で働くことによって実現できるのか?
②その夢を実現するためにこの会社でこそチャンレンジできることはあるのか?
③その夢が実現できればこの会社に良い影響を与えることができるのか?
(7)チームプレー
①そのチームプレーによる目標達成のアプローチ、プロセス、アウトプットはこの会社ではどのように発揮されるのか?
②そのチームプレーでの課題設定や問題解決のアプローチ、プロセス、アウトプットはこの会社ではどのように発揮されるのか?
③そのチームプレーによる成果や人間としての成長はこの会社ではどのように発揮されるのか?
これらの答えをエントリーシートの中に全て入れろと言っているのではない。これらのことをしっかりと意識して書くのと、意識しないで書くのでは大きな違いが出るということである。これらのことを意識しておかないと、自己中心的な自己PRとなり、自慢だらけの学生時代に力を注いだことになり、偶然で成功したチャレンジになり、理由の薄弱な決断となってしまう。また、致命的な短所を話してしまったり、周りのことを考えない成功や失敗が表面化したり、働くことと夢の関係が整理されていなかったり、ありきたりなチームプレーにおさまってしまう。
逆に言えば、意識することで自己分析の結果が自然と言葉に落ちた説得力のあるエントリーシートになる。こうなると企業のエントリーシートや面接の審査官は、その人がその会社で働くイメージが湧き、「一緒に働いてみたい」という感覚につながっていく。
これらの意識はエントリーシート作成後にも働かせれば、効果的であろう。自分に書いたエントリーシートを見て、その会社の人は社会人となる自分をイメージしてくれるだろうか?提出前にエントリーシートを眺めながらチェックしてほしいものである。
そして、こららを意識することでもうひとつ大きな効用がある。企業側の視点に立っているため、客観的に自己分析できていることで、面接での応用質問にも十分堪えられるようになるのである。面接前のエントリーシートの振り返りの時にでも、是非上のような質問を自分に投げかけてほしい。
このところ、「このサイトに出会えて良かった」「どこにも書かれていないことが書かれている」「勇気や元気をもらうことができた」などのお褒め?の言葉をコメントやメールでいただくことが増えてきた。嬉しい限りであるが、私には大人としての責任を果たすべく当たり前のことをしている感覚しかない。みなさんが社会人になって責任のある行動を取り、世のため人のために生きる姿をイメージしてこのブログを書いている。つまり、このブログはみなさんが幸せの入り口に立つためのエントリーシートのつもりで書かれているということだ。当たり前に。
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立山さんのおかげでESが通りました!
本当に感謝しています!
幸せになるためにこれからも頑張ります!
by ウルトラマンタロウ (2010-01-10 23:30)
ウルトラマンタロウさん
実名?宛てでコメントをいただきありがとうございました(笑)
ESが通過したのは、自分がしっかり書いたからであり、私のチカラなんて微々たるものです。自分のチカラを信じて前に進んでください。応援しています。
by ネッピー (2010-01-14 16:28)