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就活指令…エントリーシートはこう書け!パート2~楽しく書けば、楽しく読めて、楽しい面接になる~ [エントリーシート]

多くのみなさんの大きなご協力のおかげで、現在人気ブログランキング・就職部門でナンバーワンを維持している( http://blog.with2.net/link.php?803911 )。正月も終わったので直ぐに順位が入れ替わるかと思ったが、他の読者がまだ正月気分なのだろう。このブログの読者がいかに勤勉なのかがよくわかる。そんな読者に支えられて嬉しい限りである。

このブログは決してブログランキングで上位になることを目標としているのではなく、みなさんとともに、共感・共有できる仲間を増やすことが目的だ。書籍の執筆の都合で、このブログがいつまで続くかわからないが、今日も&今日こそ、みなさんにクリックしていただけれるように心を尽くしたい。

さて、今日はエントリーシートの書き方の続編をお届けしたい。前回の(就活指令…エントリーシートはこう書け!パート1~コンテンツ思考で行こう09冬版バージョンアップ~http://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2009-12-16)ではコンテンツ(目次)思考でエントリーシートを書く方法をお伝えした。今回は、どのような姿勢や気持ちでエントリーシートを書くかということを一緒に考えたい。

就活生のクリスマスとお正月の過ごし方~人生で忘れられない年を作ろう~http://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2009-12-03 でも書いたことがあるが、以前大学のキャリアオフィスで勤務している時に、学生の気持ちを理解したいとの想いから、(あまり大きな声では言えないが)偽名でエントリーシートを書いたことがある。大手有名企業ばかり50社を対象として45社に提出し、45社の全てから通過の知らせをいただいた。残念ながら全て辞退したのだか。

その時に強く感じたことがある。表題のあるように、エントリーシートは「楽しく」書かないとダメだということである。憂鬱な気分でエントリーシートを書くと、それが文章に表れてしまい、「あまり乗り気ではなかったけどなんとか書き上げました」という雰囲気が伝わってくる。こうした難産のエントリーシートを見ると、ポテトチップスの食べカスや油染み、タバコの灰や煙のにおい、カップ麺の汁の飛沫などが感じられてしまい、どこか不健康なイメージが出来上がってしまう。

実際に憂鬱な気分で書かれたエントリーシートを読むとこちら(読む側)までが憂鬱な気分になってしまう。そのエントリーシートは、誤字脱字が多く、日本語が正確ではなく、詰めが甘く、同じようなことを繰り返し、あまり意味の無い精神論が強調され、結局何が言いたいのか良くわからない。この時点で面接に進むのが厳しくなる。たとえ、面接に進んでも結果は見えている。

でも、自分も学生さんと同じようにエントリーシートを書くことを経験してみて、その憂鬱がとても良くわかった。私もどちらかと言うと、ギリギリにならないとエンジンがかからないタイプなので最後の最後はどうしてもやっつけ仕事になってしまう。エントリーシートのフォームを受け取った時は希望に胸膨らますのだが、イザより良いものを作ろうとすると手が止まり、ギリギリになってしまう。

私の場合は締め切りの1週間前の提出を目指していた。というのは、何百何千何万のエントリーシートの中から、自分のエントリーシートを企業の人の眼に留めるてもらうために、締め切り間際よりも有利だからだ(この考え方は今も変わっていないので参考にしてほしい)。しかし、やっつけ仕事で作ったエントリーシートは、読み返しても面白みが無いのである。国際的に活躍するスーパー学生を演じていたので、他人との差別的優位性は感じられるのだが、相手に「最後まで読みたい!」と思ってもらえるような面白みに欠けるのである。

結局1週間前には出さずに、5日前に出せるように2日間で書き直すことになる。そこでやっと気がつくのである。あまり肩肘張らずに面白く、楽しく自分のことを表現し、夢と希望を持って会社のことをイメージしてみよう!と思うのである。このように良い意味で開き直ると、意外にスピードも早くなる。ほとんど相手(企業)の顔色などを気にせずに、本音で勝負できるようになる。最初はエントリーシートで落とされたら学生に示しがつかないな~と思っているところがあったが、その時はその時で笑い話にしようと開き直ることができた。

気がつくまで時間がかかるし、気がついても次のエントリーシートの時までにまた忘れてしまうこともあるが、やはり「楽しく」書くことが一番大切だと思う。そして楽しく書けば、読む方としても楽しく読める。ストレートに書かれている自己PR、エネルギーが溢れ人生の課題の残した学生時代に力を注いだこと、夢と希望を感じるその人の未来、将来新しい価値観でこの会社を背負ってくれることを予感させる志望動機…「会ってみたい。直接会って話がしたい。これは最後まで残る存在になるだろうな。」とここまで予感させるものが出て来るものだ。

大企業50社を対象として、45社にエントリーシートを提出したといったが、ご想像のとおり5社の提出は断念したということだ。どうしてもこの5社だけは、楽しい気分で書くことができなかったのである。どうしてこんな問題を出すのだろう?この問題で何がわかるというのか?こんな問題を出す企業に提出する価値はあるのか?などと考えているうちに、時間切れになってしまう。これは5日前になっても楽しく、面白いエントリーシートは完成しなかった。

よく考えてみると、結局はそんな会社は受けなくて良いんだろうな~と思う。その企業で楽しく働く自分をイメージできないのだと思う。この直感はとても大切だと思う。その5社は確かに有名企業ではあったが、決して自分が定義する優良企業ではなかったのである。

楽しい気持ちで書いたエントリーシートは、よい結果につながる。そして面接に進めば、エントリーシートでの印象と面接での印象のギャップが小さいため、どんどん話が展開され、正に意気投合する。しかし、エントリーシートと面接のギャップが大きければ大きいほど、良い意味でも悪い実でもそのギャップを埋めるために多くの時間が使われることになり、面接が終わってしまうのである。面接で細かいことを突っ込まれたり、圧迫面接にように考え方を否定されるのは、まさにこのギャップなのである。

「エントリーシートを楽しく書く」…とても簡単そうで実は難しいこと。でもその難しいことの延長線上に楽しい面接と幸せへのの入口が見えてくる。どんなことがあっても決して下を向かず、楽しい気持ちで前に進もう。私はそんな人を最後まで応援している。

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2010-01-04 22:31  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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