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(第3回目)どこにも書かれていない、誰も教えてくれない、そして誰もができる面接対策を学ぶ~(第2章)(第3章)面接をイメージして「覚悟」すること!逃げたり、蓋をせずにトレーニングを始めよう! [面接対策]

緊急追加開催決定! 

セミナー&ワーク企画

自分の強みを知り自己PRを完成さ せよう!

日時:2012年12月13日(木)18:30-21-30
場所:麹町・半蔵門周辺の会議室(参加決定者に詳細を連絡)
料金:5,000円(会場使用料、LIFO診断ツール、後日カウンセリングの全てを含みます。ツール購入のため事前の振込みとなります。)

またアクセス数が増えた。きっといろんな人が読んでくれている。どうしようもなく何か手がかりをつかみたい人、これからの活動に期待と不安を持っている人、はたまた楽をするべく「答え」を求めている人、あるいは昨日コメントいただいたような社会人として前向きに生きようとしている人・・・。本当にいろいろだ。でも、なんとなく共通しているのは、「一日も早く結果を出したい!」という短期決戦を望んでいることだと思う。それも、私たちの人生も限られていて、死ぬ日も、時間も、場所も決まっているんだから、逆算するとやりたいことややらなければならないことが山ほどあるので、早く結果を出したい…ということではなさそうだ。どちらかと言うと、早く「安定したい」という想いに近いのだろう。「決まっていない」あるいは「決まらない」状態が「不健全」だとも考えているようだ。こうした「不安定」で「不健全」な状態から一日も早く抜け出したいと思ってしまっている。テレビに映っている就活生、街や駅や電車の中で見かける就活生、キャリアの相談に乗る就活生、…みんなそんな顔をしている。

でも、そんな表情や内心を百戦錬磨の採用担当者は確実に見抜いている。そんな人を採用するだろうか?社会人になればあらゆる問題や難題があなたの前に立ちはだかる。そんな時、「不安定で不健全な状態からとにかく一日も早く抜け出したい」と思うネガティブな人では、それらの問題や難題の解決は期待できないわけで、採用する意欲もなくなるだろう。

そう。こんな時こそ、良い意味で開き直ってほしいと思う。私たちは息をするために生きているのではなく、懸命に生きて+人間として完成し+そして死んでいくんだ と大きな心を持って、就活での成長を楽しんでほしいと思う。横浜隼人の高校球児の言葉「笑顔に(勝利の)女神が降りてくる」にはとても深い意味があると思う。それも単なるつくり笑いではない。高校球児としては血と汗の滲む練習や緊張感のあるイメージトレーニングの成果が笑顔を通じて自然体として発揮されるという意味だ。面接も同じ。しっかりと準備できれば、あとは楽しむだけ。心の底から楽しんで面接を受けることができるように準備を進めよう。もう、「どうしてもこの会社で決めたい」とか「どうせダメなんだろうな」とか、そんな小さい自分は捨て、大地を踏みしめて生きている自分を実感してほしいと思う。きっと、それが実践されれば、自然とオーラが湧き上がる。あなたのことを大切にしたいと思う人だけが、そのオーラに気づいてくれるはずだから。

今日は、「どこにも書かれている」&「誰でも教えてくれる」内容かもしれないが、しっかりと吸収してほしいと思う。


2.面接概要を知る

(1)試験の形式

1)個人面接
企業側1名対学生側1名あるいは企業側複数名対学生側1名の面接。個人が持つ資質・能力、知識の蓄積、学生時代の経験、職業観や仕事観、ビジョンや夢をダイレクトに伝え、アピールするチャンスである。また、企業分析でわからなかったことを聞けるチャンスでもある。

2)グループ面接
企業側1名あるいは複数名対学生側複数名の面接。学生側は2名、3名、4名…10名に及ぶ時もある。個人面接が「合格者の選考」の要素が強いのに比べて、グループ面接は「不合格者の振り落とし=足きり」の場合に使われることが多い。学生側が複数名いることで、1名あたりの時間が短く、発言の自由度も制限され、周りの発言による意見や考え方に大きく影響を受けてしまう。逆に考えれば、短い時間で自分が他人より優れていることを証明する機会でもある。自分ひとりが話し続けるということではなく、短い時間の中でできるだけ深く自分のことを理解してもらう。途中の無駄な言葉やエピソードは一切排除して、いきなり深い地点の話をできるようにする。例えば、サークル活動の話をするのも、メンバーが結束したことや表彰されたことはどうでも良い。サークル活動によって育まれた人間の成長(例えば、「イケテナイ自分に誇りを持つことができるようになった」など)を伝える。残りの時間は他の学生の意見や考え方に耳を傾け学ぶ姿勢を取るように心がける。

3)逆面接
通常の面接では、企業側が主体的に質問を投げかけてくるが、逆面接では学生側が企業側に質問することが主体となる面接である。企業分析の結果で理解したことの確認、関心を持ったことに関する詳細な質問、理解できなかったことに関する疑問や質問をしなければならない。企業研究と企業分析がしっかりとできていないと、何を質問して良いかわからず、通常の面接に比べて遥かに難しい。企業研究と企業分析を進める中で、逆面接をイメージしてまとめておくと、通常の面接にも活かすことができる。

4)その他の面接技法
①圧迫面接
②ロールプレイング面接
③コンピテンシー面接
④プレゼンテーション面接
⑤ディベート面接

①~⑤は読んで字の如くであるが、特に③のコンピテンシー面接は、最近多くの企業が取り入れている技法でなので少し取り上げたい。その人のコンピテンシー(行動特性)を知るために、特定の経験を深く掘り下げていくパターンである。簡単に言うと、「学生時代に力を注いだこと」について、細部に亘り根掘り葉掘り聞かれるのだ。担当者レベルの面接が4回も5回もあり、いつも「学生時代に力を注いだこと」しか聞かれない。「その時どういう判断で、どのような行動をとり、どのような結果が出たのか?その時どう想い、どう考え、どう感じたのか?…」…そんこと忘れたよ~と思うことをしつこく聞いてくる。話の深さが感じられなくなったり、辻褄が合わなくなったりした時点で次には進めなくなる。そして、会社が求めるコンピテンシーを持っている人が採用されることになる。

果して、このコンピテンシー面接、本当に良いシステムなんだろうか。私個人的には大きな疑問を持っている。ウィン&ウインのシステムだと主張する人もいるが、実際はそんなことないと思う。会社の利益や成長に貢献できる人が選ばれていくわけで、結局は会社の都合に合わせた面接形式なのだ。その(学生)個人の未来のことなどあまり考えない。会社が得をするかどうかが大きな基準となる。そんなの単なる「駒」や「歯車」や「ボロ雑巾」じゃないかと思ってしまう。だから緊張なんてすることない。相手は自分勝手に考えているだけなので、「勝手な人たちだ。全く。そんなに知りたいなら教えてあげよう!」と思いながら、自然体に臨めば良い。それらの行動が会社にマッチしているかどうかは、会社が決めること。相手に合わせなくて良い。相手に合わせようと考え始めるところから不幸が始まる。

(2)面接の主な流れ

企業によっても異なるが、面接の流れとしては、

グループディスカッション(ワーク)→
グループ面接→
個人面接(人事担当者レベル)→
個人面接(人事管理者レベル)→
個人面接(管理者複数レベル)→
最終面接(役員レベル) 

と進む場合が多い。途中のプロセスを省略する場合、高度なグループディスカッションやグループワークを途中に入れる場合、同じレベルの担当者と複数回の面接を実施する場合などが見られる。面接の段階が進めば進むほど、主役が「個人」から「企業」に移っていく。つまり、「自由な学生としての個人」から「責任のある社会人としての個人」として取り扱われることになるのだ。


3.実際の面接をイメージする

(1)押さえておくべきポイント

【ポイント1】
個人面接では相手と良好な人間関係を築き、正確な情報を伝達し、理解してもらい、実行してもらうことを心がけよ!これが面接での説得力となる!

【ポイント2】
面接での説得力は、「説明」「信用」「共感」が重要な要素となることを忘れるな!どれひとつ欠けても説得力は失われるのだ!
説明 :テーマの明確化、ロジック(論理性)、わかりやすさ、理由・根拠・裏づけ、コンテンツ
信用 :プレゼンス、姿勢、態度、話し方、服装
共感 :相手を知る、相手の立場になる、相手の意見を聞く、目と耳と心で話す

【ポイント3】
人間として好かれることは大切であるが相手に合わせても好かれるとは限らない。むしろ好かれないことの方が多かったりする。人間の好き嫌いは人によって違うので、好かれる人間になることは難しい。しかし嫌われない努力をすることはできる。新卒採用の場合で考えると、嫌われる人間は、パターンが似通っている。謙虚な姿勢を示せない人、協調性に欠ける人、他人に関心を持てない人、である。

【ポイント4】
熱意と冷静さの両方を持ち合わせること。「明るく、元気に!」面接に臨むことは信じて疑われていない姿勢であるが、それだけでは人の心は動かない。「明るく、元気に!」と同じぐらいの落ち着きや冷静さが必要になる。これらをしっかりと使い分けよ!

(2)マナー

1)マナーとは
相手に不快な思いをさせない思いやりを形にしたもの

2)第一印象を良くすることを心がける
①見た目・話し方に気をつける。これが悪ければ、話の内容を聞いてもらえない。
②身だしなみ:相手から見て「清潔感がある」「キチっとしている」の視点で整える。
③挨拶:自分から先に、笑顔で、元気にする。社内ですれ違う方にも挨拶をする。
    
3)訪問時に気をつけること
①家を出る・・・身だしなみ確認、時間に余裕を持って出発する
②会社の前・・・身だしなみ確認、コート・かばんを手に持つ、携帯電源を切る(時間は時計で管理する)
③受付では・・・15分前には到着、元気に挨拶
「失礼いたします。(おはようございます。)わたくし、○○大学の○○ ○○と申します。
本日、○時の面接でお伺いをいたしました。宜しくお願いいたします。」
④控室で静かに待ち、担当の方が入室して来られたら、立ち上がって挨拶する

4)面接の流れ 

面接での入退室の仕方(例)

入室前
①身だしなみを整える(清潔感)
②歩き方(キビキビ・かかとをひきづらない)
③立ち方(背筋を伸ばしてまっすぐ)
④表情(口角をあげる)

入 室
①ドアを3回ノック(中からの応答を確かめる)
②『失礼いたします』と言った後、ドアを開けて、アイコンタクトをとり一礼して入室する
③ドアを静かに閉め、面接官の方を向いて『失礼いたします』と一礼する
 (荷物を机に置く指示があれば従い、なければ椅子まで持っていく)
④席まで進み、椅子の横で挨拶・一礼をする
『わたくし、○○大学○○学部の○○ ○○と申します。どうぞ、よろしくお願いいたします。(礼)』
⑤席を進められたら、『失礼いたします』と一礼・着席をする

面 接
①座り方(背筋をのばす・2/3くらいに掛ける)
②聞き方(アイコンタクト・あいづち・うなずき・表情)
③話し方(元気に、明るく、ハキハキと、「~です~ます」)
  ・質問に対して、的確に答える(結論から話す、具体例をそえる)
  ・すぐに答えが出てない場合、「はい」と一呼吸おいてから答える
  ・質問の意味がわからないときや聞き取れないときは、
   「恐れ入りますが、もう一度お願いできますでしょうか」と聞き、「失礼いたしました」と言ってから答える
④話の内容

退 室
①面接が終わったら、座ったまま『ありがとうございました』と一礼する
②椅子の横でもう一度『本日はありがとうございました』と一礼する
③ドアの前へ行き、面接官に向かって『失礼いたします』と一礼する
④ドアを開け、礼をしながらドアを閉める
⑤受付の人にも『ありがとうございました』と挨拶をして帰る

この流れの中で結構みなさんができていない点は、入室の②のアイコンタクトである。下を向いたり、目を逸らしてしまったりする。その時点で勝負が終わることもある。あなたの真剣さや本気度をそのアイコンタクトに集中してほしい。「勝負をするためにここに来たんだ!」という想いで、ここはあえて笑顔は作らずに真剣勝負してほしい。目と目が合うまで見つめ続けるぐらいの気持ちでいてほしいものだ。

5) 携帯電話の扱い方
①携帯電話で受ける場合、自分の名前を名乗るように普段から注意しておく
②携帯電話の呼び出し音を落ち着いた普通の音にしておく。
③留守番電話機能をつけておく。連絡があったら早目に折り返す。
④家族に連絡がくる可能性のある企業名を伝え、受け答えを打ち合わせておく。
⑤面接に遅刻しそう。面接を辞退したい。必ずわかった時点で連絡をする。無断欠席は信頼を失う

今日はココマデ。当たり前の話が多かったが、そんな当たり前のことだからしっかりと吸収して、一歩先を行く「工夫」を考え出してほしい。常識やセオリーを理解した上で、自分の工夫を考えることができれば、他人との差別的優位性が顕著になるからだ。「あの人の面接対応はしっかりしているよね。しかも、他人とどこか違うオリジナルがある・・・。次に進んでもらおう。」そう言われよう。次回は、お待ちかねの面接で良く聞かれる質問と対応についての話だ。

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2010-11-17 20:22  nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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