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就活カフェABC!追加記事アップ!短所について、志望動機の長さについて、最終面接での質問について [気づきなど]

緊急追加開催決定! 

セミナー&ワーク企画

自分の強みを知り自己PRを完成さ せよう!

日時:2012年12月13日(木)18:30-21-30
場所:麹町・半蔵門周辺の会議室(参加決定者に詳細を連絡)
料金:5,000円(会場使用料、LIFO診断ツール、後日カウンセリングの全てを含みます。ツール購入のため事前の振込みとなります。)

昨日、就活カフェABC!の記事をアップしたところ、多くのアクセスをいただいた。
http://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2010-05-20

就活カフェABC!は、カフェでも飲みながら就活の相談に乗り、具体的な課題を解決しながら、今後の進むべき方向性や改善すべき姿勢を共に考えていく企画である。ネッピーの都内での仕事の合間に設定されているため、場所や時間は限られているが、できるだけ就活生のみなさんのリクエストにお応えしていきたいと思っている。就活カフェABC!の場所と時間帯の案内は、ツイッターで@anselmotateyamaをフォローしていただければ配信されるようになっている。

今回は昨日掲載した新宿と青山一丁目でのカフェでの質問やアドバイスについて、参加していただいた方とのコミュニケーションを思い出しながら、少しだけ付け加えおきたいと思う。

【質問&アドバイス04:短所について本当のことを言っても大丈夫?】
それはその企業の業務形態、方向性、実際の仕事の内容ややり方とも大きく関連している。数字に弱いと金融の仕事は厳しいし、始終英語を使用する仕事で語学力が弱いと困るし、神経を磨り減らす仕事で集中力が散漫だと適性に欠けるし、営業の仕事で人見知りをさせると良い仕事ができなくなる。それぞれの企業で働く上での「致命的な短所」は確かにある。でも、逆に考えれば、ほとんどの短所は致命的にならないとも考えられる。その企業のことをなんからの理由で選択しているが、「致命的な短所」があるにもかかわらずチャレンジしているケースはあまり考えられない。念のため、自分の短所は、その企業で働く上での「致命的な短所」になっていないかを少しだけ考えてほしい。少しで大丈夫だろう。

ならば、ほとんどの場合は、短所をそのまま言えば良いのか?本当はそれで良いのだが、この世には能力の足りない人事の人がたくさんいて、ほとんどの場合その短所を前向きにとらえられないのだ。「優柔不断なところです」というと、「どんなところが優柔不断なの?なぜ優柔不断になるの!その優柔不断さを改善しよう思わないの!」のような感じで責めてくる。お前らに責められる筋合いはない!そんなお前らだって短所の一つや二つあるだろう!と言いたいところだが、いやにしつこく聞いてくる。そもそも、人間誰にでも短所がある。しかもそれはそんな簡単に改善できない。「優柔不断なところです。日頃から自信を持って決断できるように心がけています」なんてとても嘘っぽく聞こえないか?それが簡単にできるならそれはもはや短所ではないないだろう。他人に何を言われようが、自覚して改善を試みようが、やはり改善できないことはできないのだ。ということは…短所をそのまま言うのも、少しややこしいことになりそうだ。

ではどうすれば良いのか?就活本や就活雑誌に載っているように、「短所は長所の裏返し」を信用するか?「行動的なのが長所だが、反面、計画性に欠けることがある」というあれだ。私から言わせるとこのアプローチは最低。その人のことを本当に表している言葉とは思えないからである。行動的でも計画的な人はたくさんいる。長所を裏返すなんて…就活は言葉の遊びではない。もっと本当の自分、本当の幸せ、本当の人生と向き合ってほしいものだ。そろそろリクルート星人系の人との付き合いは終わりにしよう。
そこで、私が提案したいのは「親や親友から口煩く言われていて、薄々は気づいてはいるけど認めたくない自分」「親しい人から言われてハッとしたような、言われるまで気づいていなかった自分」を考えてみてほしい。つまり、これらは、「他人は良く知っているが、自分は良く知らない自分」なのである。これには長所も短所あるだろうが、今回は短所的なことを考えてほしい。

例えば、
自分では「だらしない」と思っていないが、親には「だらしない」と言われる、
自分では人に優しいと思っていたが、自分に余裕がなくなると人を傷つける言葉を平気で言うと親友に指摘されたことがある、
などである。これらを短所として考えられないだろうか。もし、これらを短所にできれば都合の良いことがある。まず、自分ではあまり自覚できていないので改善が進んでいなくても責められない。しかも、薄々あるいはハッとなって気づき始めているので、決定的な短所に比べてまだ改善の余地がある。そして、「親から」「親友から」「先生から」言われたことに耳を傾けている姿勢は好感が持てる。コミュニケーションの良さを勝手に想像してしまう。短所を話しながらも、親とコミュニケーションがあることや、腹を割って何でも話せる友人がいることもアピールできるだろう。何か、「就活の小手先のテクニック」のようで嫌なのだが、バカな人事や人を試してくる人事に対処するための、一つアプローチとして考えてほしい。

「大学に入った頃に、親しい友人から、余裕がなくなると人を傷つける言葉を発する時があると言われたことがあります。自分では、いつも人には優しくありたいと思っているので、これを短所として受け止めて、できるだけ冷静を保つことと、冷静さを失いかけている時も、必ず一度言葉を飲み込むようにしています。最近になってようやく言葉を抑えられるようになってきました。本当のことを指摘してくれたその親友に感謝しています。このように気づけば多くの短所があると思いますので、人とのコミュニケーションを大切にして、これからも改善していきたいと思います。」
綺麗過ぎるかな?でも、優柔不断な性格を改善しているフレーズよりも現実的でもある。本当は優柔不断を前向きに捉えてくれる器の大きい面接官ばかりだと良いのだが。

【質問&アドバイス05:志望動機を最後まで聞いてくれていないような気がする】
志望動機に関する具体的なアドバイスについては、昨日のブログで紹介したので、見ていない方はそちらを先に見てほしい。http://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2010-05-20
このブログで紹介されている志望動機の作り方を参考にして志望動機を組み立てたところ、とても長くなってしまい。面接官の方が途中で飽き飽きした表情を浮かべて、最後まで聞いてくれていない感覚になったとのこと。確かに、このブログでの志望動機の作り方を見ると、文章的には長くなる。短縮版を作る前に休止したので、どのように短縮・圧縮して良いのかわからなかったということだね。それはたいへん申し訳ないことをした。ゴメンナサイ。

やはり、面接では長くても1分30秒ぐらいに抑えないといけない。このブログでの志望動機の作り方はエントリーシートを意識しているので、そのままゆっくり話すと2分以上はかかってしまう。それではどのように短縮・圧縮させれば良いのだろう。昨日のブログでも話したように、基本的に「なぜその会社なのか?」と「自分にできることは何か?」だけをしっかりと抑えておけば良い。流れとしては、
(1)(企業のこと)企業文化・風土が生み出す価値観や強み
(2)(自分のこと)自分の価値観がいかにその価値観や強み共感できるか
(3)(企業のこと)今後の企業の事業展開や未来の展望
(4)(自分のこと)その展開や展望の中でどのように自分が貢献できるか
(+)(自分のこと)自分のビジョンや夢の実現にどのようにつながるか
ということになるが、このうち(自分こと)である(2)(4)(+)をできるだけ短縮・圧縮することだ。自分の価値観、知識・能力・経験、夢やビジョンについては、志望動機を聞かれる前の面接過程でクリアになっていることもあるだろう。既に相手に伝わっていることは、そんなに長く説明する必要もないし、短縮・圧縮させても十分に伝わるのである。だから(1)(3)を重視する。いつも言っていることだが、志望動機の主役は、自分でなく、企業にある。面接の段階が進んでいけば行くほど、その傾向は強くなる。最終面接に出てくる経営陣などは、「会社のことを愛してほしい」と勝手なこと思っている人が多くなると思って良い。

しかし、(1)(2)(3)(4)はやはりどうしても外せないコンテンツなので、「削除」はできない。(2)(4)(+)を短縮・圧縮させ過ぎると、「会社のことを褒めていただくのはありがたいが、ところであなたはどう思ってるの?」となってしまう。(1)(3)を「主役」にすることを忘れないで。脇役がいないと主役が成り立たないからね。

【質問&アドバイス06:最終面接での「質問」はどうすれば良いのか?】
昨日は、「質問ありませんか?」と言われた時にするべき質問について考えてみた。今日は、最終面接の質問について考えてみよう。これは最終面接の位置づけによって大きく異なる。1次面接、2次面接、人事面接などこれまでの過程にもよるがパターン的には、
(1)和やかな感じで進む最終確認としての最終面接
(2)確率50%程度の複数選抜としての最終面接
(3)少数選抜としての相変わらずシビアな最終面接
が考えられる。

私の個人的な意見としては、(1)(2)は「質問はございません。最終面接というチャンスをいただきありがとうございました。御社での選考過程で得た成長を今後の社会人として生き抜いていくチカラとしたいと考えております。ご審査よろしくお願いいたします。」ということになるだろう。もちろん、どうしても聞きたいことがあればそれでも良いのだが、最終になっても未だ質問があるようでは、それはそれで問題なのだ。実際に、これまでに「最終面接」の面接官となり、最終面接を取り仕切ったこともある経験から言うと、基本的に質問はしないでほしいと思っていた。もっと言うと、質問をした人の95%以上は、それで評価点が下がってしまったのも事実である。(1)(2)のパターンに関しては、「質問なし」が基本だと思う。
一方、(3)に関しては、前日のブログで書いた質問の内容や方法に従ってほしい。特に最終面接なので、やはり経営陣あるいは将来的に経営を担う人材が面接官のはずだから、中長期的な会社のビジョンをしっかりと聞いてほしいと思う。そのビジョン実現のために自分にできることは何かを考えながら耳を傾けてほしい。「わかりましたか?」と聞かれたときに、気の利いた一言が言えるようにしておこう。

(1)(2)(3)の見極めが重要になるが、自分の感性に従えば良い。ただし、「アピールしておこう!」というわざとらしい質問は逆効果なので控えた方が良い。昨日のブログにも書いたように、自身の就活の軸を考えた場合にどうしてもこれだけは確認しておきたい、きっとこの経営陣あるいは将来的に経営を担う人材の方なら明確な答えをいただけるはず…という強い想いを持って質問するようにしよう。

それともう一つだけ。秘策がある。(2)や(3)の場合、最後の質問に移る前の過程で、明らかに「面接に失敗した!このままでは多分落とされる」という自覚のある人は、この質問のチャンスで逆転満塁ホームランを打つしかない。果して逆転満塁ホームランのような効果のある質問があるのだろうか。もちろん、三振かもしれないが、どうせダメならダメモトでやってみる。最終面接に出てくる経営陣には、果さなければならない重要な使命がある。それは、経営理念をいかにして組織の末端にまで浸透させるかということを毎日のように考えなければならない。これは、部長や課長などの管理職に任せることはできない経営者自らの大切な役割なのだ。もちろん数字を追いかけることも大切な仕事であるが、それは逆に経理や財務に任せていても、いや任せる方が良いだろう。そこで、「経営理念の浸透」についての質問をする。

そのためには、予めその会社の経営理念はしっかりと頭に叩き込み、それを浸透させている方法についても行間から読み取り、自分でもイメージしておかなければならない。『御社は、食文化で世界を豊かにするという経営理念を掲げられ、技術開発や海外事業展開を積極的に進めらています。CSR活動では恵まれない国への学校給食に商品を提供されています。このような「世界を豊かに!」の素晴らしい考え方をどのように社員、派遣職員、パート、アルバイトに至るまで浸透されているのかについてお伺いできますでしょうか。』…きっと答えに窮するだろうが、それでも一生懸命答えてくれる。その答えを感動しながら聞くのである。本当に感動したなら涙を流せるほどに真剣に聞いてほしい。その涙が、これで祈られるだろうなの悲しみの涙でも許そう。そして、本当に末端の人材のことまでをしっかりと考えている答えならば、「ありがとうございました。感動しました。私も将来チャンスがあれば経営にかかわりたいと思えました。」と言えば良い。携帯電話が鳴るかもしれない。あるいは、「それは部長や課長や現場に任せているからね~」なんていう暢気な答えであれば、そんな会社に選抜されなくて良かったと思え。どうせそんな会社に入っても、人として認められないのだから。

このブログでは、みなさんからのコメントや相談を受け付けています。
http://tateyama.blog.so-net.ne.jp/2010-05-12
にアクセスして書き込んでください。内容に問題がない限り、100%回答します。

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2010-05-21 15:39  nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 

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履歴書の志望動機

いつも楽しく観ております。
また遊びにきます。
ありがとうございます。
by 履歴書の志望動機 (2010-08-08 10:30) 

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