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ゴールデンウィーク明けの就活作戦~リターン・リサーチ・リスタート [気づきなど]

GW明けの3R

GW前に、リセット・リバース・リクエストの3Rを提案した。そして、GWもそろそろ終盤。今度はGW明けの就活作戦を考えるためのもう一つの3Rについて考えてみよう。それが、リターン(戻る)・リサーチ(調査する)・リスタート(再出発する)である。

Return

戻る。どこに?学校である。みなさんは気づいていないかもしれないが、求人ナビゲーション(○○ナビ)と同じように、大学にも求人が着ている。求人ナビゲーションの関心は次年度に移ってしまっているので、リクルート星人の仕業で下請けさんが低コストでの運用を強いられているため、やる気がない。だから学校に戻るのだ。キャリアセンターや就職部がそのデータを取りまとめて、データベース化や掲載・閲覧のシステムを整備しているはずだ。まさかこの時代に求人ファイルを作っていない大学はないだろう。ひょっとすると・・・まさかとは思うが・・・1ヶ月単位でしか求人情報を更新せず、「最新情報は○○ナビみてちょうだい」なんて言っている大学があるかもしれない。そんな場合は学費を返してもうらおう!

大学に戻るのは抵抗がある?なぜ?そう?何も得れることがなさそう?確かに自分が大学にいたとき、そんな空気を感じていた。自分が大学生だった時そうだったように、どこか大学職員はイケテナイ存在なのだ。ガイダンスや説明会の時はいやに自信たっぷりで、企業研究会になるとへんに企業さんに遠慮がちだったりする。そして就職活動で悩んでいる時に相談しても、当たり障りがなく終わってしまう。家に帰るまではそれで良いが、次の日からの意欲にはつながらない。しかもあの人たちは社会に揉まれた経験もなく、ぬるま湯の中にいる。どうも信用ならん・・・と思っている?

でも、みんながみんなそうではない。確かに少し愛が足りない気がするが、学生と向き合うのが好きな人もたくさんいる。自分が学生さんに何ができるのか、学生さんのコップに溢れた水を全て汲み取ってあげよう、社会に出る時に通用する人間に成長させてあげたい・・・そんなことを真剣に考えている人もいるのだ。少し愛が足りない気がするが・・・。とにかく行ってみよう。

愛がなくても、たとえ真剣に向き合ってくれなくても、大学へ戻れば確実に求人は着ている。求人と真剣に向き合って、相談したいと申し出る学生さんが増えれば、愛や真剣身がない人さえも変わってくれるだろう。私たちには・・・過去と他人を変えることはできないが、未来と自分を変えることができるんだ。

そしてもう一つ。大学に戻りたくない理由がある。知り合いにあった時、就活状況を話すのが嫌なのだ。聞いてもらいたい気もするが、気がつくと内定の自慢話を聞くことになる。しかし、こうして自慢話に堪えるのも一つの成長なのだ。自分が幸せになるために、自分が好きな自分でいれるように、本当に自分を必要としてくれる人を探し、奇跡を繋ぐために就活を継続するのだ。自慢話をしている人よりもあなたの方が確実に幸せになれる。そうだ。大学へ戻ろう。

Research

大学へ戻り、求人票を漁ろう。4月10日以降に大学に来ている求人に網を打つ。これまでに業界を絞ってきた人もそうでない人も、「この業界だけは直感的に行きたくない!」という業界・業種だけを外し、大きく網をかける。

言っておくが、知名度の高い企業の冠がついた企業ばかりに目を向けないで、聞いたことのない企業でも超優良企業もたくさんある。知っている・知らないはこの時期の選択軸としてはいけない。知名度の高い企業の冠のついた企業なんて行っても、どうせ知名度の高い企業の下請けだ。将来、知名度の高い企業に入れなかった自分を責め、慰めることになるだけだ。そんな体裁なんてどうでも良い。あと50年ぐらいの命なんだから。とにかくまず自分が幸せにならないと。

網にかかった企業について、調べまくり、エントリーしまくり、電話をかけまくる。
その求人票に載っている、応募方法をまずよく読む。そして企業のHPなどにコンタクトしたり、WEB検索したり、図書館で記事検索をしてみる。HPへのコンタクトの時点で、エントリーを進めよう。

エントリーは、求人ナビゲーションからの応募もあれば、直接人事にコンタクトをする場合もある。早いものは、既に締め切られている求人もあるが、大体は1ヶ月の余裕を持って求人を出すので、現在ならば4月10日以降の求人であれば、間に合うだろう。

いずれにしても、「電話」してみる。ほとんどの求人票には人事とのコンタクト方法が記載されている。こんなメールの時代になってしまい、どうしても大切なコミュニケーションを忘れがちであるが、実は最も奇跡を生みやすい方法なのだ。

「・・・会社人事グループでしょうか。・・・私、・・・大学の・・・と申します。お忙しいところ恐れ入ります。大学に到着している求人を拝見させていただき、たいへん関心を持ち・・・ナビゲーションから登録させていただいたのですが、ご連絡をお待ちしておけばよろしいでしょうか?・・・」と言うと、あなたのことを待ってくれている奇跡の企業なら、「それでは、明日、履歴書持参して来ていただけますか?丁度、説明会に空きが出ましたので・・・」という奇跡につながるのだ。そう。奇跡は、自分で創り出すもの。

こうして企業の人とどんどん話すことで、面接の練習にもなる。もし人事部署に冷たくあしらわれたとしても、「そういう会社」という評価が下せる。そんな会社に入社しても、同じようにコトゴトク冷たくあしらわれることになるだけだ。一時が万時ということだ。どんどん電話しよう。

Restart

今何をすべきなのかということがわからなければ、なかなか前に進めない。だから、学校に戻り、求人票を見て、企業について調べ、電話をかけることを提案した。もちろん、自己分析の確認やSPI対策も必要だろう。そう。走りながら、食べたり飲んだりできるようになろう。そのためにも、今一度、スタート地点に立つのだ。

ヨーロッパの最西端、つまり大陸の端の端にあるロカ岬にはこんな碑が立っているという。
「ここに地終わりて、海始まる」
端の端なので当たり前の言葉であるが、「危ないので立ち入り禁止」という意味ではない。
「ここで終わったと思ったところが、実は何かの始まりであり、人生はスタートの連続なのだ。終わりなどない。」という意味に(私には)思える。

私たちは、小学校も中学校も高等学校も、卒業した気になっている。でも実は、まともに挨拶さえもできていない。勉強した内容も考え方も生かされていない。社会人でさえも隣にいる人にメールを打っている有様である。そして、毎日毎日多くの人を傷つけて、身勝手に罪を犯している。まだまだ本当に卒業できていない(終わっていない)のだ。だから、いつも新しいスタートを切ってきた。そう。終わる時は、一気に全てが終わってしまうけれど、それまでは終わりなどない。いま、こうして新たなスタートを切れることに喜びを感じながら、明日から元気を出して未来を見つけよう。心配しなくていい。私はいつもここにいる。

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2009-05-05 16:49  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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