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自己PRを見直そう! [自己分析]

本当に知ってほしい自分を自分の言葉で伝える

少し時間が空いてしまった。自分が経営する会社のリクルート関係でバタバタと・・・。さて、いよいよ大手企業の採用内定が落ち着き始めている。でも、就職活動を継続し、このブログを読んでくれている人は(これからも真面目に取り組めば)後悔せずに必ず幸せになれる人なのでご安心を。少数精鋭を基本とする会社の採用活動は終息したが、まだまだ大手上場企業や優良企業の採用のチャンスはあるので、チャレンジしよう。

その前に・・・ここで自己PRや志望動機について見直してみよう。特に、自己PRがうまくいかない人や志望動機に自信がない人は、この時期にしっかり見直すことで、連休明けの就職活動を充実させる必要がある。まずは、自己PRから。

見直そう!自己PRポイント その1 他人との違いは何?

この際、就職活動用に格好の良い言葉は捨てて、本当の自分のことを表す言葉を考えてみよう。取って付けたような格好の良い言葉には深みがなく、一つのエピソードが語れたとしても上辺だけの話になりがちで、百戦錬磨の役員や人事部長には「違うな~」とバレてしまっている。たとえ、その場は逃れたとしても、将来の幸せはそこにはないことを自覚してほしい。だから、正直で良いのだ。ありのままの自分を知ってもらえば良い。ありのままの自分が出せた時から信頼関係が生まれ、次の段階に進むことができるようになる。

ここで重要なことは、他人とどう違うのか?を明らかにすることだ。例えば、「粘り強い人」は何億といる。どのように粘り強いのか、どのように違うのかを考えてみる。そんなこと考えてみたこともないかもしれないが・・・納得するまでやる、失敗を恐れない、粘りの結果を自信にできる・・・等等。それで良い。本当はもっと特徴があると思うが、ゆっくり考えれば良い。とりあえず、本当に知ってほしい自分は・・・「決して失敗を恐れずに、自分やチームが納得するまで諦めずに最後までやり遂げ、その結果を自分の自信に繋げることができる粘り強さがある」というところだろうか。これなら、単なる粘り強さより100倍良くなった。

たまに、自分の悪いところは多々あるが、セールスになるような(常に)良いと思うところが浮かばないという人もいる。もちろん、PRでネガティブなことを言う必要はないので、ネガティブなことでしか浮かばない人でも裏返して考えてみる。「自分には行動力がない」人は、慎重な人である。「周りが見えていない」人は、自発的な人である。「柔軟性に欠ける」人は、根気がある人である。・・・このような要領で他人にはない自分の強みを考えてみよう。

見直そう!自己PRポイント その2 いつからそうなの?

この人はいつから粘り強いのだろう。親の教育でそうなったのか、先生や友人の影響を受けたのか、それとも自分の経験の中で培われたのかを知りたい。なぜ、そんなことを考えなければならないのか?それはその人がこの20年以上をどのようにして生きてきたのかを知ることで、今後20年以上をイメージしたいのである。「こんな人と一緒に働きたい」と思う瞬間は、学生時代に留学に行ってましたとかこんなサークルやってましたとかよりも、こんなふうに生きてきたとか留学でこれまでの人生観が大きく変わったなど過去の人生を素直に捉えて前に進もうとしている姿を見出した時である。

サークル活動を最後までやりきったことで粘り強さがあるとか、他人に粘り強いと言われたことでそんな気がするというのは非常に危険である。一つ目のWHYに対応できたとしても、二つ目のWHYから対応できなくなる。「本質がわかっていない人」となるのである。

そんなに多くを話す必要はなく、「中学時代の野球部での活動で補欠からレギュラーの座をつかみ活躍できたことがその強みの源になりました」と話す程度で十分だろう。

見直そう!自己PRポイント その3 大学時代にその強みがどのように生かされたのか?

粘り強さが自身の強みであるからには全ての行動にその特性が反映されているはずである。留学、ゼミ、サークル、アルバイト、ボランティア、友人との関係など、すべての活動に「決して失敗を恐れずに、自分やチームが納得するまで諦めずに最後までやり遂げ、その結果を自分の自信に繋げることができる粘り強さ」が生かされているはずである。留学での英語の上達、アカペラサークルでの公演の成功、和食料亭アルバイトでの配膳責任、福祉ボランティアでの障害者のみなさんとのコミュニケーション、友人とのハーフマラソンへの参加など、である。もし、大学時代の活動の中で、自分の強みが生かされていないことがあれば、それが本当の強みでない可能性がある。24時間その強みが表に出ていることはないが、力を入れた活動にその強みがほとんど反映されていないということは考えにくい。

もう一つの問題は「学生時代に力を注いだこと」をどの程度自己PRに取り込むかの判断である。学生時代に力を注いだことを言い過ぎると強みが薄れるし、言わないとその後に聞かれないかもしれない。だから少しだけ言っておこう。1分30秒以内におさまる程度に語ることにしよう。

「その強みは、米国への留学での英語の上達、社会心理学のゼミの学部でのプレゼンテーションの受賞、アカペラサークルでの公演の成功などに結びつきました。特に米国留学では、日記ブログを英語で作成し、ネイティブのクラスメートに厳しく評価してもらうことで英語力を伸ばすことができました。」程度でどうだろう。

見直そう!自己PRポイント その4 今後はどのように生きていきたいの?

自己PRは他人の差別的優位性を示すものである。他人が言わないことを言おう!と言ってしますとみんなが言ってしまうが、大丈夫。未来のありたい姿(ビジョンの一部)をイメージしたりや夢を語ることも自己PRの一つであり、なかなかみんなが自信を持って言えないことである。実際、本当はそんなこと思っていないのに、取って付けたようなことを言うと逆効果なので注意が必要である。そこで、イチロー的な提案をしたい。「未来から現在の自分を見つめるクセをつける」のである。このブログで何度も言っているように、私たちには残念ながら終わりが来る。しかも、私たちは終わっても幸せな空間はとうとうと流れ、近い未来に完全に忘れられる存在になるのである。だから、未来に点を打ち、そこに向かって1分1秒を大切に進むしかない。つまり未来の自分が現在の自分に指示を出し、あるべき姿に導いてやる必要があるのだ。難しいかも知れないがそれを言葉として宣言してしまう。

「今後は社会人として失敗が許されず、限られた時間の中で結果を出す環境が待ち受けていると思います。チャレンジ精神を忘れずに確実に成果をだせるような粘り強さに進化させたいと考えています。」など。

まとめ

面接での想定です。
「私は、決して失敗を恐れずに、自分やチームが納得するまで諦めずに最後までやり遂げ、その結果を自分の自信に繋げることができる粘り強さがあります。中学時代の野球部での活動で補欠からレギュラーの座をつかみ活躍できたことがその強みの源になりました。大学時代には、その強みは、米国への留学での英語の上達、社会心理学のゼミの学部でのプレゼンテーションの受賞、アカペラサークルでの公演の成功などに結びつき、充実した大学生活を送ることができました。特に1年半の米国留学では、英語の壁にぶちあたりながらも、日記ブログを英語で作成し、ネイティブのクラスメートに厳しく評価してもらうことで英語力を伸ばすことができました。今後は社会人として失敗が許されず、限られた時間の中で結果を出す環境が待ち受けていると思います。チャレンジ精神を忘れずに確実に成果をだせるような粘り強さに進化させたいと考えています。」

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2008-05-01 19:55  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(3) 
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