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内定拘束が始まった [気づきなど]

志望度は?内定辞退はできるの?承諾書は提出して良いの?

いよいよ企業の採用活動が活発になってきた。面接で志望度を聞かれたり、その場で内定を伝えられ就職活動の終了を迫れれたり、電話で内定が伝えられ承諾書にサインするように求められる時期に来ている。そもそもどうしてこんなことが起こるのか?そう。いつものパターン。リクルート星人が仕掛けた罠に全ての人が巻き込まれているのだ。自由な就職活動を支援するという耳障りの良い言葉で騙し、こんな不自由なシステムにみんなが苦しんでいる。この日本がリクルート星人に毒される前の就職活動は、もっと自由だった。4回生の中ごろから、企業にコンタクトをして、企業訪問をしてお互いを知り合い、自由に選択できていたのだ。

だから・・・志望度や内定辞退の対処法を声高らかに言おう・・・「あのリクルート星人の名において・・・私たちは真実を隠し、時には嘘をつき、人を騙さなければならない時がある」と。全くそのとおりである。あなたのせいではない、リクルート星人の責任なのだ。複数の企業が選考を被せてくること自体もリクルート星人の情報リークなのだから。隠したり、嘘をついたり、人を騙すのはこの時だけにしたいものだ。「私は最初から最後まで嘘をつかなかった」と自慢そうに言う就活生に会ったことがある。もちろん嘘をつかなくて済むならその方が良い。ここで言いたいのは、内定の局面で隠したり、嘘をついたり、騙したりすることに胃を痛めるほどの罪悪感を持たなくて良いということだ。リクルート星人がこの罪を一身に背負ってくれるのであれば良いのだが、あのバカ星人には他人の痛みはわからない。だから、その罪を私が背負ってあげるので安心してほしい。順番に見ていこう。

【志望度は?】
第一志望に決まっている。だからそこにいるのだ。そこにいる自分は第一志望としての気持ちでそこに臨んでいるはずである。「面接の考え方」や「面接突破の秘訣」を読んでほしい。家を出る時から会社を出るまでは、無理矢理にでも第一志望の想いを強くして、オーラを出してほしい。そもそも・・・「第一志望」という言葉を私は信じていない。特に評価指標を設定して採点したわけれではないんだから、イメージで固められた第一志望なのだ。だから、今いる場所が「第一志望」であるというのは、まんざら間違いではないだろう。「いろいろな会社を回っていますが、現時点では間違いなく第一志望です」と言い切ろう。これなら嘘はないだろう。しかも、いろいろな会社を回っていることで盲目的に志望しているわけではないことも印象付けられる。そして・・・その会社を出る瞬間に志望度が下がっても良いだろう。

【内定辞退はできるのか?】
この日本には未だ職業選択の自由が残ってるよね?何かリクルート星人の作った変なシステムのせいで日本国憲法の職業選択の自由が奪われたような感覚になってしまう。気を取り直して・・・もちろんできる。内定が伝えられる時に「就活活動は終了してくれるね」「うちで決めてくれるなら内定を出すよ」「辞退は受け付けないからね」などの言葉が並ぶ場合が多い。これって、ほとんど脅迫文である。(企業の気持ちはわかるが)大人気ない。「自分の気が済むまで悔いのない就職活動をしてくれ。就職活動を通じて成長したあなたと一緒に良い仕事ができることを楽しみにしている。」の一言でも言ってみろよ!と思ってしまう。それはさておき、ここでわかるのは、内定拘束のための言葉を発する企業は自分の会社に自信がないあるいは人を育てる自信がない(始めから優秀な人材がほしい)のである。他社と比べられたら他社を選んでしまうことを心配して早く内定出して諦めさせようと思って脅迫するのである。逆に考えれば、企業だって辞退される覚悟はできているのである。辞退された場合のリスクマネジメントはできているので心配ない。辞退の方法については、後述するが「誠意のある対応」があれば問題ない。それよりも・・・自分の会社に自信が持てず、脅迫する会社の一員になりたいか?ということである。きっとそんな会社に入っても一事が万事である。自信のなさと脅迫が繰り返される会社の環境である。考えるだけで恐ろしい。いっそのことそんな会社、内定さえも受けたくないが、他の会社がダメだった時のことを考えて、その会社を進路として考えられる場合にのみ内定を確保するようにすること。
内定辞退の手順は、①電話でコンタクト(メールはダメ!逃げる必要なし!)して、内定を辞退したので謝りに行きたい旨を伝える②訪問してひたすら謝る(電話で訪問の必要なしといわれた場合は③へ)③直筆の手紙を書く(高い評価いただいたにもかかわらず期待に応えられないことを詫び会社の今後の発展を祈る)

【承諾書は提出して良いの?】
最近は内定拘束のために、企業もあの手この手を使い始めた。内定(入社)承諾書もその一つである。内定の連絡を受けて「ありがとうございます」と言った瞬間から「契約」は成立している。内定(入社)承諾書はそれが文書化されたものである。最近の承諾書は、内定の承諾に留まらず、入社することの承諾、就職活動の停止、辞退の禁止など、超不平等条約この上ない。一番ひどいのは保証人の署名を求めるものである。何をどのように保証するのかが記載されていない最低の文書である。文書主義の欧米人が見たら裁判沙汰になるような中途半端な文書である。とは言え・・・内定の確保やその会社を進路の一つとして考えている場合は、署名捺印して提出するしかない。その後に自分が幸せなる会社(あえて志望度が高い会社とは書かない)の内定が取れた場合には、契約を取り下げてもらうようにお願いしなければならない。これを一般的に「謝罪」と言っているが、罪はリクルート星人にあるので、「リクルート星人に代わり手間を取らせてしまったことを謝りにいく」のが正確である。誠意を持って謝れば必ずわかってくれる。中途半端な嘘はつかず、就職活動を続けてしまったことを告白し、ひたすら謝る。もう一度考え直してくれと言われても、ひたすら「申し訳ありません」で突き通す。それでも契約を取り下げてくれないならば、裁判しかないが、企業もそこまでしようとは思っていない。この件について、弁護士の方とお話ししたことがあるが、内定式のある10月初旬が基本的な目安となるが、3月中旬ぐらいまでの辞退であれば裁判には「勝てる」と言っていた。ただし、研修費などは損害賠償額の適正度を評価できないため注意すべきともアドバイスを受けた。研修期間に入る前に解決しよう。

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2008-04-04 22:43  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
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